PS4版をきっかけにYoutube動画を見て「あれ?このゲームこんな事できたっけ?」と思った人もいるでしょう。
Youtubeにアップされている『Cities: Skylines』はどれもMODが適用されています。
MODとは有志が作成したゲーム改造ツールで、これは禁止されているわけでもなく、ゲームメーカーも推奨する遊び方です。
オフラインのパソコンゲームではMOD使用が常識で、MODも様々な種類がありますから、自分が作りたい街に必要なMODを導入して、理想の街を作る事ができます。
しかしMODを導入と機能やグラフィックや自由度が増す一方、パソコンへの負荷も増しますから、パソコンのスペックも必要になるというわけです。
パソコン版『Cities: Skylines』でYoutubeにアップされているような街を作るには具体的に何が必要か見ていきましょう。
必要スペックは拡張したいコトで変わる
【高スペック】土地面積の拡張や、人の挙動を変更するMODは要求スペックにキリがない
土地面積はゲームの要求スペックが上がり過ぎないように、デフォルト状態では拡張できる範囲が狭いです。
MODを使えば限度なく土地を拡張できますが、拡張する土地の広さに合わせて限度なくパソコンのスペックも要求されます。
住人の動きや交通など、人の挙動を変更するMODも高いスペックが要求され、土地拡張により同時に動かす人の数が増えれば尚更です。
具体的には
CPU: Core i7-8700
グラフィックボード: Geforce GTX1080
このぐらいのスペックがないと、サクサク快適に遊ぶのは厳しいと思った方が良いでしょう。
このCPUとグラフィックボードが搭載されたゲームPCは新品でも20万円以下で購入できます。
⇒Core i7-8700とGeForce GTX1080搭載のゲーミングPC
もっと低いスペックでもMODの導入自体は可能ですが、カクカクして満足に遊べなかったり、MODが正しく動作しなかったり、最悪の場合ゲームデータが破損する場合もあります。
【低スペック】使用施設の追加や、施設グラフィックを変更するMODは推奨スペックがあれば問題ない
ブックオフや牛丼屋、スーパーなど日本に実在する建物を使用できるようにしたり、既存施設の見た目を変更するMODがあります。
このような同時処理する範囲が増えない、人のAIにも関係がないMODはメーカー推奨スペック程度あれば問題なく動作します。
Youtubeの『Cities: Skylines』動画で見るような「日本の風景を再現してみた」とか、「ヨーロッパの街並みを再現」みたいな街を作るにはこのMODが不可欠です。
建物はもちろん、道路の構造や植物、標識などグラフィック変更するMODは無数にありますから、これを変更するだけでも全然雰囲気の違った街並みが作れます。
ゲームパソコンのスペックを上げる
ゲームパソコンは持っているが、数年前に購入したのでスペックが足りない。
一番最初に思いつくのはパソコンの買い替えだろうし、そうなると20万円弱の出費になるので躊躇するはず。
その場合はパーツ交換を検討してみてください。
【効果絶大】グラフィックボードを交換する
他のパーツはそのままで、グラフィックボードを交換するだけで、ゲームPCのスペックは飛躍的にアップします。
グラフィックボードはどんどんコストダウンされているので、GeForce GTX1080 8GBでも6万円台で購入できます。
ゲームPCを丸ごと買い替えるとGeForce GTX1080搭載モデルは20万円ほどですから、圧倒的に安くゲームPCのスペックをアップできます。
⇒GeForce GTX1080 8GBを6万円台で購入する
グラボ交換の注意点
一度ゲームPCのフタを開けて、電源容量が足りるかどうかだけ確認しましょう。
10年以上前のゲームPCですと、他パーツも寿命が近いですから、ゲームPC丸ごと買い替えた方が良いです。
グラフィックボードを交換するにあたり必要な物や、確認する事は「おすすめグラボと交換の準備について解説した記事」に詳しく記述がありますので、チェックしてみてください。
グラフィックボードの交換作業も写真付きで解説していますので、作業の際の参考にしてください。
【効果中】CPUを交換する
CPUを交換してもパソコンのスペックは上がりますが、グラフィックボードほど効果がありません。
CPUはそう高額でなく、Intel Core i7 8700でも3万円台前半です。
ただ、CPU交換はグラフィックボード交換に比べ難易度が高いですし、CPU交換が必要なぐらい旧型のゲームPCであれば他のパーツもかなり古いはずです。
CPU交換をする必要があるのであれば、最高峰スペックのゲーミングPCが20万円以下で買えますから、新しくゲームPCを買ってしまった方が良いでしょう。
⇒Core i7-8700とGeForce GTX1080搭載の20万円以下ゲーミングPC
まとめ
パソコン版『Cities: Skylines』は、入れたいMODによって必要スペックがものすごく変わります。
値段が高いからと言って、中途半端なゲームPCを選んでしまうと、せっかく環境を整えたのにMOD入りで満足に遊べなくなってしまいますから、しっかりやりたい事を考えてから環境を揃えましょう。
スペックが不足していればグラフィックボードの交換を検討してみて、それでも不足していればゲームPCを買い替える必要があります。
最初に良いゲームPCを買っておくと、しばらくグラフィックボード交換のみで最高環境が維持できるので、総合的に見るとそちらの方が得です。
最高峰スペックのゲーミングPCも20万円以下で買える時代ですしね。