車でDVDを再生したい時、ネックになる事がいくつかあります。
・今付いてるナビにDVD再生機能がない。
・走行中に子供にDVDを見せたいが、ナビの安全機能で走り出すと消えてしまう。
・ナビ機能を使いながら、後部座席の子供にDVDを見せたい。
この記事にたどり着いた方はこの辺りでお悩みでは?
フリップダウンモニターやヘッドレストモニターを採用している車をたまに見掛けます。
しかし、どちらも結構なコストが掛かりますし、配線を通したり電源の確保が必要なので工事が必要になります。
余談ですが、フリップダウンモニターはバックミラーが見えなくなるのでおすすめしません。
金銭的に余裕があって、モニター増設の方が好みであればヘッドレストの方をおすすめします。
ただ、物によってはヘッドレストモニターにナビ画面を表示するだけの物もありますから、せっかくモニターを増設したのにDVDを再生しながらナビ機能が使えないという事態もあり得ますから、注意が必要です。
さて話が逸れましたが、今回の本題はコストをかけずに車の後部座席でDVDを後付け&ナビなしで走行中に見る方法です。
ナビで再生するのではなく、後付けのポータブルDVDプレーヤーを使う
難しい話ではなく、この環境を車内に後付けすれば、ナビなしで後部座席でDVDが見られます。
ではこの環境を車内で実現する為には何を使えば良いのか見ていきましょう。
今回紹介する方法は、DVDプレーヤーとスマートフォンの間をワイヤレスで接続する方法です。
車内での電源はアクセサリを使用し後付けする
アクセサリ電源が付属していないポータブルプレーヤーでも、このようなカーコンセントACインバーターを使えば車内での使用が可能です。
これはアクセサリ電源をコンセントに変換するカー用品でして、ひとつあると何かと便利ですし、これは僕も使用していますが安いのでおすすめです。
今回はポータブルDVDプレーヤーに使用しますが、普通にコンセントなので車内でコンセント使いたい時に使えますしね。
ナビの代わりに小型のポータブルDVDプレーヤーを後付けして、DVDを再生する
このようなドライブのみのポータブルDVDプレーヤを使用します。
これは本来DVDドライブのないノートPCでドライブを増設するために使うものですが、それ以外にドライブとスマホ(タブレット)間をワイヤレスで接続することが可能で、操作もスマホ(タブレット)で行えるので車用の後付けDVDプレーヤーとして最適です。
ワイヤレスで接続できるので、配線を伸ばさず後部座席でのDVD視聴もカンタン。
これを使う事でナビなしで再生できますし、走行中に見る事ができます。
しかもこのポータブルDVDプレーヤーは安い。
¥5,000円~¥7,000円程度で購入できますから、モニター増設と比較すると格安です。
上の画像はロジテック(エレコム)のLDR-PS8WU2VというモデルのポータブルDVDプレーヤーで、ブラックとホワイトがあり、こちらから購入できます。
もしエレコムというメーカーに不安がある場合は、価格は若干上がりますがI-O DATAから同機能のポータブルDVDプレーヤーが発売されています。
ちなみにロジテック(エレコム)のプレーヤーでも僕は問題なく使用できていますが、安定度・完成度はI-O DATAのプレーヤーの方が段違いに高いです。
モニターはスマホorタブレット端末でOK、増設の必要なし
モニターは後付けする必要はありません。
お手持ちのスマートフォンやタブレットで再生可能です。
画面の大きさの問題で、タブレットの方が適しているかもしれません。
この場合のタブレットにネット接続機能は必要ありませんから、Wi-FiモデルでOKです。
ついでに解説しておきますが、本記事で解説しているコストをかけずに車の後部座席でDVDを後付け&ナビなしで走行中に見る方法は、ネットワーク接続を一切使用しません。
DVDを見ている間ずっとネット接続中になっちゃうのでは?という心配は無用ですのでご安心ください。
車のヘッドレストに固定アームを後付けすれば、後部座席で快適にDVDが視聴可能
モニターの増設は不要ですが、ずっと手で持ったまま見るのも面倒ですし、どこかに置くのも不安定です。
このようなヘッドレストにスマホ(タブレット)を固定できるアームを後付けするのがおすすめです。
後部座席用のスマホ・タブレット両方に対応したアームが便利です。
まとめ
車の後部座席でDVDを後付け&ナビなしで見る為に必要な物は以上です。
すべて合計しても¥10,000円以下ですので、フリップダウンやヘッドレスト内臓モニターと比べ、圧倒的に低価格で後部座席のDVD視聴環境が実現できます。
察しの良い方はお気づきかもしれませんが、プレーヤーとタブレットがあれば車だけでなくどこでもDVDが見られます。
旅行先で子供が退屈した時や、寝室で寝る前にDVDを見たいなど様々な状況で使えますので、とてもおすすめです。
最後に、走行中にDVDを運転手が見るのは大変危険ですから、運転手以外の方が見るようにしてください。