パソコンにおけるパーティション分割とは、1つのSSDやHDDを内部的に分割して、複数のドライブのように分けて使うことを指します。
パーティション分割したドライブの片方にOSやアプリケーションを、もう片方にファイルデータというようにパーティションによって仕切ったドライブにデータを分けて保存することで、安全性と快適さがアップします。
パーティション分割はメリットが大きく、デメリットはないので、是非やっておいた方が良い作業。
でもじゃあどうやってパーティション分割の設定をするの?
これがソフトで簡単にできるのが今回紹介する無料ソフト「EaseUS Partition Master Free」というわけです。

EaseUS Partition Master Freeは何ができるソフトウェア?
- パーティションの作成・削除など管理全般
- ディスクのコピーとクローン作成
- ディスクのクリーンアップ
EaseUS Partition Master Freeではこれらの作業がわかりやすい管理画面で簡単に行うことができますよ。
パーティション管理ソフトととしてとても便利なソフトですが、ディスククローンの作成もできるのは嬉しいですね。
ディスククローンができれば、古いHDDやSSDをそのまま新しいHDDやSSDに丸ごと引っ越しできますから、容量不足や経年による買い替え時も作業が簡単になります。
EaseUS Partition Master Freeは無料で使える?
EaseUS Partition Master Freeは無料で使用することができますが、有料版と無料版が存在し、できることが異なります。
EaseUS Partition Master Freeで無料でできることは
- リサイズ/移動/コピー/拡張/結合/分割/エラーチェックなど、パーティションへの多様な操作
- タスクに失敗した時のデータ保護機能
- 4Kアライメント
以上の作業が8TBまで行うことができます。
8TBのHDDやSSDを使っている方はそうそういませんから、パーティションの基本的な作業は無料版で十分行うことができます。
EaseUS Partition Master Pro(有料版)では何ができるか
有料版では無料版の基本的な作業が高速で行えます。
それ以外には
- ダイナミックディスクの編集
- GPT、MBRのシステムディスクにおける相互変換
- ダイナミックボリュームのサイズ変更
- Windows PEブートディスクの作成
- パーティションリカバリー
- コマンドラインをサポート
これらの作業が行え、もちろん8TBなど容量制限はありません。
価格は¥5,990円なのですが、どの項目も少し専門的なものばかりですから、パーティション分割だけをしたい方は無料版でOKです。
EaseUS Partition Masterの使い方は簡単3ステップ
①ソフトを起動すると自動でハードディスクを認識するので、パーティション作業を行いたいハードディスクを選択します。
②パーティションのサイズを調整します。
500GBのハードディスクを200GBと300GBに分けたり、直感的にバーを見ながら選べるので、難しい用語もなくわかりやすいです。
③パーティションのサイズ調整が決まったら、適用します。
たったこれだけの設定で、パーティションの管理を行うことができますよ。
パーティション管理ができる無料ソフト「EaseUS Partition Master Free」まとめ
HDDはパーティション分けすることで寿命に影響するという話もありましたが、現在主流のSSDではパーティション分けで寿命には影響しません。
それ以外でもデメリットはなく、パソコンを買ったらまず行うべき作業と言っても過言ではありません。
無料で使えるソフトですし、インタフェースもとても簡単で初心者にもわかりやすくなっていますから、直感的に使いたい方に特におすすめです。
今後SSDの容量が大きくなっていくと、パーティション分けは必須になる時代になる時代になるかもしれませんね。
→EaseUS Partition Master Freeの無料ダウンロードはこちら