ゲーミングPCでのOSの選び方

2021年4月6日

ゲーミングPCのOS

ゲーミングPCのOSについて解説していきます。

ゲーミングPCのOSは事実上Windows 10のみで、MacやLinaxはおすすめしません。

  • なぜゲーミングPCのOSはWindows10のみなのか
  • Windowsの種類はどれを選べばよいのか

以上の内容で解説します。

BTOパソコンショップでは「Windows 10 Home 64-bit」が主流で、現状ではこれがベストです。

ゲーミングPCのOSは事実上Windows10のみ

Windows10

ゲーミングPCに搭載されているOSは、メーカー問わずWindows10が搭載されています。

すべてのゲームやデバイスはWindows10での動作を前提としているためで、他のOSでは正常動作しないゲームが多数あるためです。

MacやLinaxでプレイできるゲームも存在はしますが、ゲーミングPCに搭載されることはありません。

Mac OSやLinaxは対応ゲームが少ない

Windows以外のOSとして有名なのはMac OSやLinaxですが、これらのOSは対応しているゲームが少ないのでゲーミングPC向きではありません。

基本的にWindowsを基準にゲーム開発が行われており、現在であればWindows10がその基準となっているため、リリースされるタイトルのほとんどがWindows対応です。

中にはMacやLinaxに対応しているゲームタイトルもありますが、数は少ないです。

ゲーミングPCでWindows7・8.1は使える?

Windows10の前世代OSである、Windows7や8.1はおすすめしません。

Windows7は人気の高いOSでしたが、2020年にサポートを終了しており、現在ではサポート対象外です。

サポートの切れたWindows7を使用していると、「周辺機器やソフトウェアが使えない」「セキュリティが甘く危険性が高い」というデメリットがあるため、サポートが行われているOSを利用しましょう。

Windows8.1は現在でもサポートが継続されているOSですが、ゲーム用途に向いていません。

UIが一新されタブレットに適したOSとなっており、ゲームユーザーに不要な機能が付いています。

ゲームタイトルによってはWindows8を推奨環境にしていないもの、対応OSにしていないものも存在するため、様々なゲームをプレイするのであればおすすめできません。

Windows7・8.1・10のサポート期間

Windows7は2020年1月14日でサポート終了。

Windows8.1は2023年1月10日までサポートが行われます。

サポートが終了している7はもちろん、あと2年程度で8.1のサポートが終了してしまうため、今から購入するなら10を推奨します。

Windows10のサポート期間は現在決まっておらず、常にプログラムの更新が行われています。

少なくとも8.1のサポート期間である2023年よりは長いサポートが実施されます。

 

Windowsのパッケージ・DSP・OEMの違い

Windowsの違い

Windows10のプロダクトキーには複数の販売方法があります。

種類によって価格や制限が変わってくるので注意しましょう。

パッケージ版とは

最もおすすめなバージョンで、購入するとUSB・プロダクトキーが付いてきます。

パッケージ版の利点はプロダクトキーを自分のMicrosoftアカウントに紐づけできる点で、次回以降PCを組んだ際同様のアカウントを使うことでOSが適応されます。

USBが付属しているため、初めてPCを組む方にもおすすめです。

DSP版とは

DSP版は「同時購入したパーツと利用しなければいけない」という制限の付いたバージョンです。

付属品はDVDなので、光学ドライブが搭載されたPCでないと利用できません。

価格はパッケージ版よりも安いですが、パーツの交換や新しいPCを組む際などに同時購入したパーツを搭載することが絶対必要になるので、自由度は少し下がります。

OEM版とは

OEM版はPCを販売する人向けに販売されるライセンスとなっており、扱いの難しいバージョンです。

本来はPC販売をしている方が利用しているバージョンなので、入手するのは難しいです。

また入手できたとしても非正規品に当たる可能性が高く、OSとして利用は可能ですが、常に画面に警告が出続けることもあります。

購入するならパッケージ版かDSP版を選びましょう。

 

Windowsの32bitと64bitの違い

OSには32bitと64bitが存在します。

32bitは最大メモリ容量が4GB、64bitは最大メモリ容量が128GBまたは2TBです。

ゲームをメインで利用する場合、64bitを選択しましょう。

最近のゲームタイトルでは推奨メモリ容量が8GBや16GBといったゲームも増えてきており、32bitの4GBメモリでは対応できないものが多いです。

ゲーミングPCに採用するなら64bit、一般PCに採用するなら32bitと覚えておきましょう。

 

WindowsのHomeとProの違い

Windows10 homeとpro

画像参照元:Microsoft

Windows HomeとProの違いは家庭用かビジネス用かです。

最大メモリ容量にも影響しており、Homeは128GBですが、Proは2TBまで搭載可能です。

ただし128GBもあれば十分なのでゲーミングPCに搭載するならHomeで良いです。

ビジネスモデルなので「Bitlocker・Remote Desktop」といった機能を使用する方はProのほうがいいです。

 

ゲーミングPCのOSまとめ

ゲーミングPCのOCは現在Windows10が主流となっており、Mac OSやLinaxを搭載しているモデルは見かけません。

ゲームの対応OSもWindows10をメインに作っていることが多いので、Mac OSやLinaxを使用しているとプレイできないゲームも存在します。

これからPCを組む方であれば、Windows10 Homeの64bit版をパッケージで購入するのがおすすめです。

 

  • この記事を書いた人

ナオ

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