小学生から15年以上の間を置き(当時は適当に組んでただけだが)、久々に模型素人の僕がガンプラを作り始め早5体。
・HGUC フルアーマー・ユニコーン(デストロイ)
・HGUC ガンダム
・HGUC Zガンダム
・HGUC νガンダム
・HGUC バンシィ・ノルン(デストロイ)
これだけの練習を踏まえ、次に作るはMG。
既にモノは手元にあって、箱の大きさにビビってます。
ガンプラ制作自体は本当に面白いので、楽しめて作れているし良いんですが、MGを作るからにはできるだけ綺麗に仕上げたい!
という事で自分用のメモというかまとめというか、そのへん兼ねまして自分に合った制作方法をざっとまとめてみます。
塗装はしたくないけど、できるだけ綺麗に仕上げたいという人の参考になればと思います!
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自分に合った作り方
本来はパーツひとつひとつをペーパーで磨き、ランナー跡やヒケを綺麗に処理した上で、サフェーサーを吹いて塗装。
この手順ですんごいクオリティのものができると思います。
だがしかし、模型用の塗料・エアブラシなどなど必要なツールがたくさん発生するし、何より仕事してるみたいで楽しくなくなりそう!(これが本音)
あと全パーツの下地処理、洗浄などなどの処理は、ちょっと途中で飽きそう!
ということで、コンセプトは『できるだけ面倒じゃなく綺麗に仕上げたい』で行きますっ
MGからは、先にパーツを全て切る!
ガンプラを制作するようになってから、よくYoutubeなどで動画を拝見します。
そこでよく見るのが、「先にパーツを切断、処理しておいて後から組んでいく」という方法。
これだと後半部分が楽しそうだし、処理がやりやすそうなのでMG以降この方法で作ろうと思います。
基本無塗装で作る。部分塗装はする。
上に書いた理由から塗装は基本しません!最初から十分綺麗な塗装がされているので、これを生かします。
ただ、関節部分だったりシリンダーだったりと、部分的にメッキや艶消し黒などでの塗装はやろうと思います。
艶消し黒はスプレーを、メッキはガンダムマーカーを皿に出して筆塗りでやっていくつもりです。
それ以外は塗装はナシです!
ゲート処理はデザインナイフのみで。
ゲート跡やヒケをペーパーで処理してみたこともあるんですが、そこだけペーパーキズが入る(当たり前か)事と、ペーパーキズの部分にスミ入れ塗料が入ると綺麗にふき取れない。
あと、机の上で粉が出て汚れるのが嫌。
これらの理由から、ゲート処理は『デザインナイフで出来るだけ綺麗に頑張って切る』でいこうと思います。
ただ、これだとどうしてもゲート跡は若干残ります。
こんな感じに。
これに関しては色々やりました。
鉄やすり買って局部的に研いでみたり、ペーパーでゲート跡がある面を処理してみたり、ニッパーでギリギリで切断してマーカーでタッチペイントしてみたりやってみましたが、結論として『デザインナイフで綺麗に落とし、タッチペイントしない』のが無塗装で一番綺麗に処理できました。妥協ですけどね。
勿論これは僕の感覚なので感じ方は人によりますし、こっちのほうが綺麗じゃない?と思われる方法があるかもしれませんけど、この方法で着地点にしようと思います。
スミ入れはタミヤのスミ入れ塗料で
ガンダムマーカーのスミ入れペンをひととおり使ってみて、結局タミヤのスミ入れ塗料に落ち着きました。
水性のふでペンタイプは水性なので取れやすく色が乗りにくかった点が、油性のペンタイプはペン先が太すぎてスミ入れというよりただのラインになってしまった点が、それぞれ少しずつしっくりこない部分があって、やめました。
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最後に購入したこの油性の流し込みタイプが一番使い易く、塗料の乗りも良かったです。
ただ、タミヤのスミ入れ塗料の方がたくさん入っていたというコストパフォーマンス的な要素でこちらを選択しました。
どちらもふき取りにはエナメル溶剤が必要ですしね。
スミ入れ用の塗料に関しては好みが全てだと思います。
ふき取りまで考えた作業の楽さという点では
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この、水性のふでペンタイプが一番優れてると思います。
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ふき取りすらしない、ラインが付けばOKという人はこの油性ペンタイプがベストです。
仕上げは頑張る
塗装や下地処理をしない分、仕上げだけはちょっと頑張ります!
と言っても、ちょっと手を加える程度なんですけどね。
艶消しトップコートスプレーを全体に塗布して、ウェザリングマスターでパーツのエッジを目立たせる。
これをやるだけです。全然頑張ってるうちに入りませんね!
艶消しトップコートはヒケを目立たなくしてくれるし、あからさまなプラスチック感も消してくれますからオススメです!
これだけでも結構違います!
上がそのままで、下が艶消しトップコートを塗布したものです。(武器には吹いてません)
どうでしょう、結構違いませんか?
ウェザリングマスターはMG制作で初投入なのでわかりません!うまくいきますように!
結局本当に必要だったツール
あれもこれもと使いそうな物を結構適当に買ってましたが、結局のところやすり系は使わない事になったし、本当に使っているものだけを一覧にしてみます。
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デザインナイフを使うのに必須です!使わないと机がガジガジになりますよ!
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よく切れますし、替え刃25枚付き!本当に切れるから怪我には注意!
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ニッパーなんて何でも同じと馬鹿にしててごめんなさい。切り口がとても綺麗に切れます!
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色々便利。細かい部品が多いので、かなり活躍します。
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モールドだけじゃなく、パーツの谷部にスミ入れをする場合は必須。これで溝を作ってスミ入れするのです。
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定番のセメント。接着する時に使います。
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凡庸性の高いカラーがセットになったやつです。
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このメタリックシリーズは重宝します。仕上がりもかなり綺麗なので、オススメの一品!
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だいたいはみ出して消したくなるので、一本は買っときましょう。
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細かい部分の塗装で必須です。ペンじゃ無理な部分多いです!
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マーカーを皿に出して筆塗りしたり、エナメル溶剤を出したりと用途多数!
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エナメル溶剤を皿に出す時に使います。直接出すと確実にこぼします!
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関節など機械部分をこれで塗装すると綺麗な感じになります。
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仕上げの1つとして吹いてやると、かなり格好よく仕上がります。これのみの使用でも全然変わります!
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スミ入れ塗料です。青とかそういう感じのパーツに使います。
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スミ入れ塗料です。白系パーツに使います。
[amazonjs asin="B005CTJUX2" locale="JP" title="スミ入れ塗料 (ブラウン)"]
スミ入れ塗料です。赤系パーツに使います。
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スミ入れ塗料のふき取りに使います。皿に出して使うべし。
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パーツのエッジを際立たせるのに使います。いっぱい種類ありますけど、これだけでいいかもぐらいの凡庸性!お好みでどうぞ!
以上です。リストにしてみると結構ありましたね、単価は安い物ばっかりですけど。
これらは本当に毎回使ってます。
これの倍ぐらいツール買いましたけど、使ってない物がかなりありますから、僕と同じ製法でいく方はこれだけあれば十分じゃないでしょうか!
まとめ
ざっとまとめると
①パーツを切り出して処理
②部分塗装・スミ入れをして適度に組む
③デカール貼付
④艶消しスプレー塗布
⑤売れザリングマスターでエッジを目立たせる
⑥組み立て
こんな手順になるのかな?これがベストな方法であるのか疑問ですが、この方法でMGサザビーを制作していこうと思います!