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コラム

【クレジットカード不正利用】補償についてのカード会社の判断基準

更新日:

Credit card fraudulent use

クレジットカードを不正利用された…

自分が使ってないのに支払うのは嫌だ、補償はどうなるんだろう?

この記事ではこんな疑問を解決できます。

私の親しい友人にクレジットカード会社に勤めている人がいます。

先日その友人とクレジットカードの不正利用について話していて、結構『マジかよ』と思う事があったんです。

ここでは

  • クレジットカードの不正利用で補償される条件
  • クレジットカードの不正利用で補償されない条件
  • クレジットカードの不正利用で補償されなかった具体例

について解説していきます。

クレジットカードの不正利用で補償される条件

Credit card fraudulent use

クレジットカードの不正利用は全てのケースで補償されるわけではありません。

不正利用の補償には

  • サイン欄が空欄の明細
  • 明らかに所有者以外が利用している証明

このどちらかが必要です。

サイン欄が空欄の明細とは

クレジットカードは暗証番号を入力するか、サインを記載して使用できますよね。

クレジットカード会社から使用店舗へカードの使用明細を請求してもらう事ができ、この明細にサインがなければ証明になるわけです。

不正利用する犯罪者は暗証番号がわかりませんから、まず100%サイン受付でカードを通します。

ここで1つ驚くべき事に「クレジットカードのサイン欄は点だけ、線だけでも有効になる」という事でした。

よく世間で「クレジットカードのサインは漢字で書いた方がコピーされにくくで良い」と言われているのは、違っているのです。

じゃあサインの意味ないんじゃん!と私も友人に言いましたが、自分もそう思うんだけど補償制度がそうなってるんだよね…という回答でした。

不正利用する犯罪者はその事を把握しており、サイン欄には点や線を書いてから明細をだしているようで、サイン欄が空欄で補償されたケースはこれまで経験した事はないという話でした。

明らかに所有者以外が利用している証明とは

明らかに所有者以外が利用している証明は、クレジットカードの使用履歴から追跡できます。

その追跡はクレジットカード会社が行ってくれますから、不正利用された時はまずクレジットカード会社に連絡しましょう。

さて、この証明が成立する条件は『クレジットカードの使用履歴から明らかに異常な状況が証明された時』です。

これでは少しわかりにくいので、3つの具体的な例を見ていきましょう。

例1:物理的に無理な距離での使用

所有者が北海道在住で、AM10:00に北海道内でクレジットカードを利用した。

同日AM10:30に沖縄でクレジットカードを不正利用し家電品を購入された。

どちらもクレジットカードの使用履歴が残り、同日の30分以内に北海道と沖縄で使用するのは物理的に無理ですから、明らかに異常な状況が証明されます。

例2:日本国内にいるのに海外で利用された

所有者は日本国内で通常通りの生活をしている。

突如海外でのクレジットカード利用が発生した。

海外に渡航していないのにも関わらず、海外のお店でクレジットカードの使用履歴が残った場合は最も簡単に補償されます。

渡航していない証明はパスポートや、国内で生活する中での履歴で証明が比較的簡単だからです。

例3:所有者と全く関係ない配送先へ通販された

所有者と全く違う土地、違う名義宛ての配送先でクレジットカードを不正利用し通販された。

受取人が所有者と全く関係のないのは明らかに異常な状況ですから、補償されます。

注意

所有者の家族が利用した場合や、離婚した元パートナーや恋人が利用し、クレジットカードの情報を教えた経歴がある場合は補償されません。

クレジットカードの不正利用で補償されない条件

Credit card fraudulent use

残念ながら上記の補償される条件以外は全て補償されません。

私も把握していなかったのですが、クレジットカード契約時に『クレジットカードを無くさない、情報を他人(家族含む)に教えない、管理をしっかり行う』という義務が発生しているらしく、上記の補償される条件下意外では「管理義務を怠った」とみなされ補償されないそうです。

これは契約書にも記載があるようで、しっかり読まずに契約しているんだなと実感しました。

クレジットカードの不正利用で補償されなかった具体例

クレジットカードの不正利用で補償されなかった具体的なケースの話も聞いてきました。

その中から、よく問い合わせがあるというケースを3つ紹介します。

飲み屋で泥酔して不正利用された

飲みに行ったお店で泥酔、もしくは記憶を無くした。

後日クレジットカードに多額の飲食代請求が届いた。

このケースでは勝手にサインまでされている場合が多く、酷い時はビル1棟に入ってるテナント全店でクレジットカードを利用されているケースもあるようです。

記憶を無くすとは、泥酔だけでなく薬を盛られる事も珍しくないそうです。

これは完全にビルに入っているお店全てがグルになっている悪質なケースなのですが、残念ながらクレジットカードの管理義務違反、同じビルのお店なら明らかに不正利用という証明ができないという観点から補償されません。

子供が勝手に課金した

子供が親のクレジットカードを利用して、勝手にスマホゲームに課金していた。

これが最近一番多い問い合わせだそうですが、補償されません。

クレジットカードの管理義務違反であること、家族利用であることが理由です。

スマホゲームだけでなく、子供が親のクレジットカードを利用するケースでは例外なく補償されませんので、子供がクレジットカードを使えないよう注意が必要です。

ポイント

可能性は低いですが、ゲーム運営会社やApple、Googleに問い合わせる事で、ゲームアカウント削除と引き換えに請求を取り消してくれる事が過去にあったそうです。

ただいずれも100万を超える請求だった場合で、取り消してくれないケースの方が多いのでダメ元で…とのこと。

本来子供の責任は親がとるものですし、仕方がないのかもしれません。

家族が勝手に利用した

孫が祖父母のクレジットカードを勝手に利用していた。

高齢化の日本で、残念ながらこれが2番目に多い不正利用の問い合わせ例だそうです。

酷い場合では孫が祖父母のクレジットカードを利用してラブホテルや風俗店で利用しているケースも少なくないようです。

これも家族利用のため補償されません。

というか、クレジットカードは履歴で何に使ったかバレるのに…アホとしか言いようがありませんね。

カード会社側も詐欺に合わない取り決めになっている

「飲み屋で勝手に使われたのに!」
「子供が勝手に使ったのに!」
「孫が勝手に使ったのに!」

気持ちはわかるのですが、クレジットカード会社の立場からすると

・飲み屋で連続で使われて不正利用と言い張る詐欺が発生するかもしれない
・故意に子供に使わせて不正利用にしようとする親がいるかもしれない
・故意に孫に使わせて不正利用とする人がいるかもしれない

これらの予防策なんですね。

ですから「所有者に不備がなく、明らかに不正利用された場合だけ」補償される仕組みになっているようです。

クレジットカードの管理については、今一度引き締める必要がありそうですね。

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