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CPUとGPUのボトルネック【調べ方と組み合わせ】

2020年11月19日

CPUとGPUのボトルネック

CPUとGPUの組み合わせで起こる「ボトルネック」という現象があります。

ここではボトルネックについての解説と、問題が起きづらいおすすめの組み合わせを紹介していきます。

CPUとGPUのボトルネックとは

ボトルネックとは、CPUとGPUの性能が釣り合わないため、最終的な処理速度が低性能なパーツに合わせられている状態のことを指します。

ゲームはCPUとGPUが協力して処理を行うため、片方だけの性能が良くても意味がありません。

性能差を考え、バランスの良い組み合わせでCPUとGPUを選びましょう。

 

CPUとGPUのボトルネックを調べる方法

Bottleneck Calculator

Bottleneck Calculator

CPUとGPUのボトルネックを調べるためのサイトと使い方を紹介します。

ここでは「intel Core i7-10700+GeForce RTX 2070 Super」の組み合わせを調べる場合の使い方を解説します。

Bottleneck Calculatorの使用手順

  1. Bottleneck Calculatorにアクセス
  2. INTELのタブを選択
  3. Choose a CPU SeriesのプルダウンメニューからCore i7を選択
  4. Choose a CPU modelのプルダウンメニューに10700と入力
  5. 検索一覧からCore i7-10700を選択
  6. NVIDIAのタブを選択
  7. Choose a GPU SeriesのプルダウンメニューからGeForce RTX 2000 Seriesを選択
  8. Choose a GPU modelのプルダウンメニューに2070と入力
  9. 検索一覧からGeForce RTX 2070 Superを選択
  10. RAM Memoryに搭載メモリ容量を入力
  11. Calculateボタンをクリック

Average bottleneck percentageと表示されている部分がボトルネックの数値となります。

Bottleneck Calculator

10%を超えなければ、特に問題ない構成です。

 

CPUとGPUのボトルネックが起きないおすすめの組み合わせ

ボトルネックが起きづらい、おすすめの組み合わせを紹介します。

ここで解説している数値はフルHDの場合です。

4Kの場合は少し数値が高くなるため注意してください。

フルHD時の組み合わせ
CPU+GPUの組み合わせ(RAM16GB) ボトルネック
intel Core i7-10700+GeForce RTX 2070 Super 3.4%
intel Core i7-10700+GeForce RTX 2080 Ti 0.95%
intel Core i7-10700+GeForce RTX 2080 Super 2.7%
intel Core i5-10400+GeForce GTX 1660 Super 3.62%
intel Core i5-10400+GeForce RTX 2070 SUPER 0.2%
intel Core i5-10400+GeForce RTX 2060 SUPER 0.99%
Ryzen 7 3700X+GeForce RTX 2070 Super 5.62%
Ryzen 7 3700X+GeForce RTX 2080 Ti 2.76%
Ryzen 7 3700X+GeForce RTX 2080 Super 4.91%
Ryzen 5 3500+GeForce GTX 1660 Super 3.09%
Ryzen 5 3500+GeForce RTX 2070 SUPER 0.01%
Ryzen 5 3500+GeForce RTX 2060 SUPER 0.59%

このような組み合わせだと性能差が少なく、快適にゲームをプレイできます。

最近はCPUの性能が上がっているため、Core i5以上のCPUを選べば最新のGPUと組み合わせても問題なく動作します。

 

CPUとGPUのボトルネックまとめ

CPUとGPUの性能差で起こるボトルネックについて解説しました。

既製品やBTOのPCを使用している場合は気にする必要がありませんが、自作PCの場合は少し注意しましょう。

 

  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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