ゲーミングPCのCPU|ゲームにおすすめなCPUと選び方【2020最新】

ゲーミングPCのCPU

ゲーミングPCのCPUについて解説していきます。

「どのCPUを搭載したゲーミングPCを選べば良いかわからない」
「自作ゲーミングPCに搭載するCPUで迷っている」
「ゲーミングノートPCではCPUはどれがおすすめだろうか」

このようにCPUの性能について知りたい方に向け、CPUの性能比較や選び方について紹介します。

ゲーミングPCにおけるCPUの役割や性能による違いも解説します。

 

ゲーミングPCのCPUとは

CPUは人間で例えるなら脳のようなものです。

PCのほとんどの動作はCPUで処理されますし、CPUの性能が低ければできる事も少なくなります。

ゲーミングPCでもCPUの役割はとても大きく、グラフィックボードさえあればOKというわけではありません。

 

CPUのゲームでの役割

ゲームでのCPUの役割は「グラフィック以外のすべて」です。

操作入力・キャラクターの攻撃・当たり判定などグラフィック処理以外すべての動作処理はCPUで行います。

グラフィックボードの動作処理もCPUで行いますから、ゲーミングでもやはりCPUは最重要なパーツと言えます。

 

ゲームにおけるCPUの処理能力

CPUの性能が不足すると、キャラクターの動作にわかりやすく現れます。

入力してもキャラクターが正しく動作しない・動作遅延が起きる・攻撃の当たり判定が正しく行われない・オブジェクト(ドアやアイテム)が反応しないなど、ゲームにならない症状を起こします。

CPU性能による違いは、格闘ゲームやFPSゲームなどの対戦型ゲームで顕著に現れます。

瞬発的な動作をしたいときに反応しない、ドアが開かない、アイテムが取れないなど勝敗に大きく影響します。

 

CPUとグラフィックボードの組み合わせと相性

CPUとグラフィックボードの組み合わせも大切です。

これは主に自作ゲーミングPCで注意しなければならないポイントであり、CPUとグラフィックボードの性能差がありすぎると正しく動作しません。

BTOパソコンショップでは、グラフィックボードの種類を起点としてCPUの選択肢は限られており、その中か選べば問題がないようになっています。

高性能CPUに低性能グラフィックボードを搭載してはゲーミング性能が発揮されませんし、その逆ではグラフィックボードが正しく動作しません。

搭載したいグラフィックボードから、そのグラフィックボードが正しく動作するCPUを選択するのがわかりやすいでしょう。

基本的には本記事で紹介したおすすめCPUの選択肢の中から選択すれば良いはずです。

 

ゲームに必要なCPU性能

CPU性能は昨今頭打ち状態になっており、新しいCPUが発売されても進化の幅が少ないです。

そのためある程度の性能をもったCPUを搭載していればOKとされ、グラフィックボードが最重要視されています。

確かにグラフィックボードでゲーミング性能は大きく変わるのですが、CPUを疎かにして良いわけではありません。

とはいえCPUの進化が少ないのも事実ですから、ゲーミングPC購入時に優れたCPUを搭載したモデルを選んでおけば、数年後PCスペックが物足りなくなった場合にグラフィックボードを交換するだけでゲーミング性能を飛躍的にアップすることができるのです。

グラフィックボードを交換する際は電源容量に注意してくださいね。

 

ゲームに最適なCPUのコア数

コア数は多ければ多いほどゲーミング性能が高いわけではありません。

コア数は「4~8コア」もあれば十分と言われており、これ以上多くてもゲーミング性能はあまり変わりません。

そのためCore i9シリーズのようなコアが12~16個あるCPUを搭載しても、大きく違いは感じられないかもしれません。

 

ゲームに適したCPUの種類と世代

IntelのCPUは安定性が高い

Intel製CPUの大きな特徴はシェア数の多さによる安定性です。

それだけ?と思うかもしれませんが、シェア数が多いためほとんどのソフトウェアはIntel製CPUで最適化されています。

Intel製CPUでの最適化とは「ソフトウェアがIntel製CPUを搭載した状態で最も効率的に動くように開発」されている事を意味します。

そのためほとんどのソフトウェアで安定した高いパフォーマンスを発揮してくれます。

コスト面ではAMD製Ryzenに少し負けているものの、どちらがおすすめかと聞かれれば私はIntel製CPUを推奨します。

 

Core i3・i5・i7の違い

簡単に言えば「コア数、キャッシュサイズ」が違います。

その違いによりゲーミングだけでなく、PC全体の性能が大きく変わります。

ゲーミングPCでは最低でもCore i5以上を使うべきであり、Core i3はちょっとした家庭での通常使用を目的とした場合が多いです。

最近ではCPUのコストも下がり傾向にあるので、Core i7が主流となっています。

 

RyzenのCPUは急成長で良コスパ

RyzenのCPUはコスパが優れたCPUです。

AMD製Ryzenは元来「マルチコアでの性能は良いが、シングルコアの性能が低い」ことで有名でした。

そのためシングルコアでの性能が重要なゲーミングPCで採用される事は少なく、動画編集を目的としたモデルで使われることが多かったCPUであり、Intel製に比べ劣ったCPUでした。

しかし2019年発売の第3世代以降にRyzenシリーズは飛躍的な進化を遂げ、1コアあたりの性能が爆発的にアップしています。

これによりコスト面でもともと優勢だったRyzenは一気にIntel製Coreシリーズと肩を並べる性能となり、ゲーミングPCに採用される事も多くなりました。

BTOパソコンショップでもRyzenのCPUを搭載したモデルが増えています。

まだまだ最適化の問題でIntel製CPUに軍配が上がっている状況ですが、今後のCPUシェア競争に期待しましょう。

 

 

ゲーミングPCのCPUの選び方

CPUの選び方|IntelとRyzen

CPUの選び方は、「CR15シングルの数値が高く、かつCR15マルチの数値が高い」ことがポイントです。

CPUの性能を確認する際にマルチコアでのスコアを気にしがちなのですが、ゲーミングでは1コアあたりの性能の方が重要です。

マルチコアでのスコアが重要でないという意味ではありません。

  • 1コアあたりの性能 ⇒ ゲーミング・イラストなど画像編集で重要
  • マルチコアでの性能 ⇒ 動画の書き出し・CGのレンダリングで重要

 

ゲーミングPCのCPUはマルチスレッド対応に

2019年以降のPCゲームでは、マルチスレッド対応のタイトルがほとんどになっています。

それ以前はシングルスレッド性能が重視されていたゲーミングPCにおいて、マルチスレッド性能も重要となってきました。

ではマルチスレッド性能さえ高ければシングルスレッドは無視しても良いのか?と言うと、そうではありません。

シングルスレッドで処理する場面もありますし、古いゲームをプレイする時はやはりシングルスレッドが重視されます。

そのため、「シングルスレッド性能が高く、かつマルチスレッド性能が高いCPU」が優れたCPUとなるわけです。

 

ゲーミングPC向けCPUの比較

CPUシリーズコアスレッドPassmarkCR15 シングルCR15 マルチTDPデバイス
Core i9-10900K10世代1020---125デスクトップ
Core i7-1070010世代816---65デスクトップ
Core i5-10600K10世代612---125デスクトップ
Core i9-10980XEX1836315122083744165デスクトップ
Core i9-10940XX142827741--165デスクトップ
Core i9-10920XX122426698--165デスクトップ
Core i9-10900XX102024068--165デスクトップ
Core i9-9980XEX1836296801983904165デスクトップ
Core i9-9960XX1632283361843211165デスクトップ
Core i9-9940XX1428268411903173165デスクトップ
Core i9-9920XX1224251161882438165デスクトップ
Core i9-9900XX1020229761972274165デスクトップ
Core i9-9820XX1020210841772170165デスクトップ
Core i7-9800XX816197701941826165デスクトップ
Core i7-10710U10世代61212485176105115ノート
Core i7-1065G710世代481048417970515ノート
Core i7-1060G710世代48---9ノート
Core i7-10510U10世代48955218871715ノート
Core i7-10510Y10世代48---7ノート
Core i9-9980HK9世代81617517200164145ノート
Core i9-9880H9世代81616254189149745ノート
Core i9-9900T9世代81615316--35デスクトップ
Core i9-9900KS9世代816214722162058127デスクトップ
Core i9-9900KF9世代81620302218208195デスクトップ
Core i9-9900K9世代81620200212197995デスクトップ
Core i9-99009世代81618594--65デスクトップ
Core i7-9850H9世代61213614193110945ノート
Core i7-9750HF9世代61214598--45ノート
Core i7-9750H9世代61213562183118545ノート
Core i7-9700T9世代8813427--35デスクトップ
Core i7-9700KF9世代8816880212154295デスクトップ
Core i7-9700K9世代8817194205144995デスクトップ
Core i7-9700F9世代8816540--65デスクトップ
Core i7-97009世代8815942--65デスクトップ
Ryzen Threadripper 3990XThreadripper64128---280デスクトップ
Ryzen Threadripper 3970XThreadripper3264481782087398280デスクトップ
Ryzen Threadripper 3960XThreadripper2448458452085933280デスクトップ
Ryzen Threadripper 2990WXThreadripper3264231621745224250デスクトップ
Ryzen Threadripper 2970WXThreadripper2448218331734376250デスクトップ
Ryzen Threadripper 2950XThreadripper1632252451763110180デスクトップ
Ryzen 9 3950X91632356992174070105デスクトップ
Ryzen 9 3900X91224319522133168105デスクトップ
Ryzen 7 3800X7816245032092166105デスクトップ
Ryzen 7 3700X781623831205211665デスクトップ
Core i5-1035G710世代488407--15ノート
Core i5-1035G410世代488956--15ノート
Core i5-1035G110世代487663--15ノート
Core i5-10310Y10世代48---7ノート
Core i5-1030G710世代48---9ノート
Core i5-1030G410世代48---9ノート
Core i5-10210U10世代487000--15ノート
Core i5-10210Y10世代48---7ノート
Core i3-10110U10世代24-17240415ノート
Core i3-10110Y10世代24---7ノート
Core i3-1000G410世代24---9ノート
Core i3-1000G110世代24---9ノート
Core i3-1005G110世代24545515740615ノート
Core i5-9600T9世代669413--35デスクトップ
Core i5-9600K9世代661121318290395デスクトップ
Core i5-9600KF9世代6610678--95デスクトップ
Core i5-96009世代6611104--65デスクトップ
Core i5-9500T9世代668607--35デスクトップ
Core i5-9500F9世代6610512--65デスクトップ
Core i5-95009世代669408--65デスクトップ
Core i5-9400F9世代669680--65デスクトップ
Core i5-9400T9世代667757--35デスクトップ
Core i5-9400H9世代488799-82345ノート
Core i5-94009世代669418--65デスクトップ
Core i5-9300HF9世代48---45ノート
Core i5-9300H9世代48815917379045ノート
Core i3-9350KF9世代448057--91デスクトップ
Core i3-9350K9世代44---91デスクトップ
Core i3-93209世代447738--62デスクトップ
Core i3-9300T9世代446696--35デスクトップ
Core i3-93009世代447642--62デスクトップ
Core i3-9100T9世代446032--35デスクトップ
Core i3-9100F9世代44702017263265デスクトップ
Core i3-91009世代446901--65デスクトップ

項目について

・CPU:CPUの製品名
・シリーズ:CPUのシリーズまたは世代
・コア:CPUに実際に入っている物理コアの数
・スレッド:OS上で認識されるコアの数
・Passmark:最も有名なCPUベンチマークのスコア
・CR15シングル:1コアあたりの性能で、ゲーミングに重要
・CR15マルチ:全コア合計での性能で、動画編集などに重要
・TDP:CPUの発熱量目安で、数値が高いほど高い冷却機構が必要
・デバイス:そのCPUが主に使われるデバイスの種類

CPUの性能を比較できるよう表にしました。

項目をタップすることでソートできるようになっていますし、探したいCPUの型番で検索もできます。

ゲーミングPCに主に採用されるIntel製Coreシリーズ・AMD製Ryzenが含まれており、第10世代まで情報があるものが含まれています。

情報が未発表なものはデータがありませんが、CPU比較表は随時更新されます。

メモ

所持品以外のCPUデータは以下の海外データベースサイトを参照しています。

PassMark Software
MAXON Cinebench Ranking Benchmark Results R15 Scores Database
Notebook Check
HWBOT

 

ゲームにおすすめなCPU

CPUのおすすめモデル【コスパ重視】

※CPUをクリックすると、そのCPUを採用したモデルで一番おすすめのゲーミングPCにジャンプします。

デスクトップゲーミングPCにおすすめなコスパが良いCPUは上の5製品です。

これらのCPUは、「CR15シングルの数値が高く、かつCR15マルチの数値が高い」条件を満たしたCPUの中でも価格が安いです。

特にゲーミング使用では1コアあたりの性能(CR15シングルの項目)が重要です。

これらのCPUはコスパが良いため、BTOショップでも採用したモデルが多いです。

 

ノートPC向けCPUのおすすめ

※CPUをクリックすると、そのCPUを採用したモデルで一番おすすめのゲーミングPCにジャンプします。

ノートゲーミングPC向けCPUでは、選択肢はIntel製Coreシリーズのみとなります。

AMD製RyzenはノートPCに最適化されたCPUを販売しておらず、強引にAMD製Ryzenを採用したノートPCは存在するものの、サイズが大きく重くなってしまうためおすすめしません。

ノートゲーミングPC向けのCPUは選択肢は少なく、事実上この2つのどちらかを選ぶしかありません。

BTOパソコンショップのラインナップでも、ほとんどが2つを採用したモデルとなっています。

 

ゲーミングPCのCPUまとめ

  • 1コアでの性能が高く、かつマルチコアでの性能が高いCPUがおすすめ
  • 安定性重視ならIntelのCoreシリーズ、コスパ重視ならRyzenシリーズ
  • CPUはグラフィック性能以外すべての役割を果たす重要なパーツ
  • デスクトップに最もおすすめはCore i7-9700K
  • ノートに最もおすすめはCore i7-9750H

 

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