PUBGのノートパソコンでのプレイについて解説していきます。
PUBGはノートパソコンでもプレイできるのですが、選び方に注意しなければ性能差で負けてしまうことがあります。
- PUBGがストレスなく遊べる
- 撃ち負けない、素早く相手を発見できる
- できるだけ安くコスパが良い
以上の条件に合ったノートパソコンを紹介するとともに、PUBG向けのノートパソコンの選び方について解説します。
PUBGはノートパソコンでプレイできる?
PUBGはノートパソコンでもプレイできます。
ただし普通のノートパソコンでは快適にプレイできず、ゲーミングノートPCが必要です。
PUBGはそれほど要求スペックが高くないゲームですから、10万円以下の安いゲーミングノートPCでもプレイが可能です。
PUBGをカジュアルに楽しむ分には10万円以下のエントリークラスゲーミングノートPCでも全く問題はありません。
しかしPUBGはPCスペックによって勝敗に大きく影響し、しっかりドン勝していくには快適にプレイできるミドルスペック以上のゲーミングノートPCが必要となります。
PUBGができるノートパソコンの選び方
PUBGのような多人数型FPSでは、フレームレート60fps以上を維持できること=快適なプレイが可能と判断できます。
PUBGの公式HPで公開されている動作環境を元に、PUBGができるノートパソコンのスペックを見ていきましょう。
PUBGの必要動作・推奨動作スペック
推奨動作環境 | 必要動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 7/8/10 64bit | Windows 7/8/10 64bit |
CPU | Intel Core i5-6600K AMD Ryzen 5 1600 |
Intel Core i3-4340 AMD FX-6300 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB AMD Radeon RX 580 4GB |
NVIDIA GeForce GTX 660 AMD Radeon HD 7850 |
メモリ | 16GB | 6GB |
ストレージ | 30GB | 30GB |
PUBGが公式に発表している必要動作環境、推奨動作環境です。
必要動作環境どおりのノートゲーミングPCを用意してしまうと、きっと一度もドン勝できないままゲームを辞めてしまうと思います。
必要動作環境とは「ゲームが動作するギリギリのスペック」を意味しますから、快適にゲームプレイできるスペックとは全くの別物です。
ちなみにフォートナイトの推奨動作環境はPUBGとほぼ同じですから、PUBGが快適に動作すればフォートナイトでも問題なくプレイ可能でしょう。
グラフィックボード
PUBGのフレームレートをGPU別に比較したものです。
必要動作環境・推奨動作環境に記載される「GTX660」「GTX1060」を除きすべてノートパソコン搭載時のスコアです。
このスコア計測は各解像度における「最高設定」で計測しているので、それぞれ設定を落とすことでフレームレートを上げることが可能です。
グラフィックボードは同一型番でも、ノートパソコン搭載時はデスクトップ搭載時より性能が低くなる点に注意しなければいけません。
デスクトップ用のベンチマークスコアを参考にギリギリの性能を選んでしまうと、実際には快適に動作できない可能性があります。
PUBGのプレイで推奨されるフルHD画質において、60fps以上を安定して維持できるグラフィックボードは「GTX 2060」です。
ただし乱戦時に60fpsを下回る可能性があること、コスパの観点から「RTX 3060」の方がおすすめです。
設定を落としてプレイするなら、「GTX 1650 Ti」でも60fpsを上回ることが可能です。
CPU
CPUはPUBGにおいて、キャラクターの動作判定や攻撃の当たり判定に影響します。
CPUはグラフィックボードがボトルネックにならないものを選べば良いですが、現行モデルならグラフィックボードに合わせて選ぶ事で、それに対応したCPUが自動的に決められています。
標準搭載されているCPUで十分ですから、カスタマイズでクラスアップする必要はありません。
PUBGプレイ中の動画を撮影したい場合や、性能差で負けたくない場合は上位モデルに変えても良いでしょう。
現行モデルでは第10世代の「Core i5」や「Core i7」、「Ryzen 5 4600H」「Ryzen 7 4800H」などがおすすめです。
メモリ
メモリはPUBGにおいて処理速さに影響します。
メモリ容量が不足するとゲームが重くなったり、クラッシュする原因になります。
PUBGは推奨スペックで16GBとなっているので、16GB搭載するべきでしょう。
8GBでも動作はできますが、メモリを16GB搭載することで乱戦時も重くならず、パソコンの通常使用時も快適サクサクに動作してくれます。
メモリはBTOパソコンショップでもカスタマイズ対応しているので、8GBのモデルでも16GBにカスタムして注文するのが良いでしょう。
ストレージ
PUBGのストレージは「NVMe SSD」がおすすめです。
HDDやSATA SSDよりデータ転送速度が早く、ゲームも通常使用も快適なストレージです。
PUBGは必要容量が30GBと大きめであること、今後のアップデートで更に増えることを考えると、最低でも512GB以上搭載しておくと安心です。
液晶ディスプレイ
ノートパソコンの液晶ディスプレイは「サイズ」「解像度」「リフレッシュレート」の3つの要素で決められます。
PUBGでは15.6型のフルHD(60Hz以上)が最もコスパが良くおすすめです。
ノートパソコンは15.6型が主流で、WQHDや4K解像度はこの画面サイズで実感しにくいことと、フレームレートが低下してしまうためおすすめしません。
リフレッシュレートはPUBGを快適にプレイできる最低ラインの60Hz以上のものを選びましょう。
リフレッシュレートは144Hz、240Hzと高いほど滑らかで快適なプレイが可能です。
リフレッシュレートとは
PUBGが快適にプレイできるおすすめノートパソコン
TUF Gaming F15 FX507VV|ASUS
TUF Gaming F15 FX507VV【ASUS】
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-13620H |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
ディスプレイ | 15.6インチ(144Hz) フルHD |
価格(税込) | ¥189,800 2024年11月22日(金)時点 |
納期が早い
G-Tune P5-I7G60WT-B|マウスコンピューター
G-Tune P5-I7G60WT-B【マウスコンピューター】
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-13620H |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB |
容量 | 500GB NVMe SSD |
ディスプレイ | 15.6インチ(144Hz) フルHD |
価格(税込) | ¥228,800 2024年11月22日(金)時点 |
分割金利無料(最大36回)
PUBGのノートパソコンでグラボなしは可能か
できません。
PUBGをプレイするにはグラフィックボードが必要なので、普通のノートパソコンではプレイできません。
グラボなしの最新ハイスペックノートパソコンなら動作する可能性はありますが、快適にプレイすることは難しいです。
高性能CPUやメモリを搭載したノートパソコンをお持ちの場合は、外付けグラフィックボードを使用することでAPEXがプレイできます。
ただし外付けグラフィックボードは約3万円のコアボックス、デスクトップ用グラフィックボードが必要なのでかなりコストがかかります。
また「Thunderbolt 3」接続が可能であることが条件のため、よほどハイエンドな通常ノートパソコンをお持ちの方以外では現実的ではありません。
PUBG LITEなら普通のノートパソコンでプレイできる
PUBG LITEは、PUBGの必要スペックを落としたカジュアルバージョンです。
PUBGとPUBG LITEは別のゲームで、PUBG LITEはモバイル版にとても近く、PUBGと一緒にプレイはできません。
コスチュームを自在に変更できるなど、ほぼモバイル版と言えます。
PUBG LITEは遠方オブジェクトの描写品質を落としたり、モーションが省略されているなど極限まで軽量化されています。
PUBG LITEはLITEのプレイヤー同士でのみマッチングし、人数が不足する場合はBOTが参戦します。
PUBG LITEのスペック
OS | Windows 7/8/10 64-bit |
CPU | Core i3 2.4GHz |
ビデオカード | Intel HD Graphics 4000 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 4GB |
PUBG LITEは極限まで軽量化されているので、普通のノートパソコンでもプレイできます。
よほど型落ちの古いノートパソコンでなければ、まず大丈夫でしょう。
PUBG LITEは基本プレイ無料なので、手持ちのノートパソコンで動くか不安であるなら、ダウンロードして試してみるのが良いでしょう。