「両親にまだ早いと言われ、ゲーミングPCの購入を反対されている」
この記事はこんな方に向けた内容です。
最近は小学生、中学生、高校生でゲーミングPCを購入するのは珍しいことではありません。
私はゲーミングPCの購入については、むしろ早ければ早い方が良いとすら感じています。
ここでは
- 【親向け】小中学生・高校生がゲーミングPCを買うのは早いのか
- 【子供向け】両親に「ゲーミングPCはまだ早い」と言わた時の説得の仕方
についてお話します。
【親向け】小中学生・高校生がゲーミングPCを買うのは早いのか
全くPCを使えない新社会人が増えているという話をご存知でしょうか?
これはスマホの普及によってPCを使う機会が激減しているのがその理由です。
社会に出たら最低限のPCスキルは絶対必要ですし、PCスキルの力量は仕事の成果や評価に直結します。
このPCスキルはわざわざ勉強して身に着けるものではなく、日常生活の中でPCに触れていくことで身に付きます。
必要になってからPCスキルを身に着ける時間はなく、そんな事より仕事のスキルを身に付けなければいけません。
今後はAIなど更にPC使用を前提とした時代が進化することを考えれば、若いうちからPCに触れておくことは、将来にとって大切な教育の1つとも言えます。
小学生や中学生にゲームもできないPCを与えたところで、少しペイントを触ってすぐに飽きると断言できます。使い道がないので当然ですよね。
ゲーミングPCで好きなゲームが遊べるとなると、子供は夢中になってPCに触れます。
子供は興味のあることへの学習能力はとても高いので、PCに触れているうちに様々なことを覚え、詳しくなっていきます。
成長とともにPCにも詳しくなれば、大学や社会人になっても苦労しませんし、PC方面への就職に繋がる可能性すらあります。
10年前なら私も「子供にゲーミングPCは早い」と言ったはずですが、今の時代の流れと今後を考えれば、「PCに触れるのは若ければ若いほど良い」と感じています。
子供がゲーミングPCを使うメリット・デメリット
子供がゲーミングPCを使うことには、大きなメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
メリット
・PCスキル不足で社会人になった時に役立たずにならない
・学校でもPCの授業があるので、成績に繋がる
・大学生になって、レポート提出などPCを使う場面で困らない
・実は子供の教育に大きな影響を与えるゲームがたくさんある
デメリット
・ゲームばかりして勉強をしなくなる
・FPSなど暴力表現の多いゲームが悪影響を与える可能性がある
・お金がかかる
・アダルトサイトなど閲覧してしまう可能性がある
このようなメリット、デメリットがあります。
メリットの大部分は上で解説した若いうちからPCに触れることの有用性が占めています。
最後の子供の教育に影響を与えるゲームがあるという部分に注目してお話します。
ゲームの中には、とても頭を使う教育向けなゲームがたくさんあります。
例えば有名なのはマインクラフト。
マインクラフトは3D空間でできる積み木のようなもので、様々なブロックや仕掛けを使ってゲーム内にどんなものでも作れるゲームです。
マインクラフトは子供の空間把握能力の成長を助け、頭が良くなるゲームということで世界中で注目されています。
物事を論理的に考え、思考力を育てるので、頭の回転が速くなり賢くなるというのです。
マインクラフトの他にも物理力学を使って橋を造る「POLY BRIDGE」や、化学パズルなど教育に役立つ様々なゲームがあります。
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デメリットについてももちろん考えなければいけません。
ゲームばかりして勉強しなくなるのは問題ですが、これはゲーミングPCに限らない話でしょう。
ゲーム以外でも勉強しないという話はよく聞きます。
一日何時間まで、などルール作りをすることが重要でしょう。
FPSゲームやアダルトサイトなどはしっかり制限をしなければいけないでしょう。
これについてはPCに限らずスマホも同様です。
過剰に制限する必要もありませんが、暴力表現が悪影響を与えるのは否定できません。
高校生以上なら制限は必要ないと思いますが、小学生や中学生のうちはマインクラフトなど教育となりそうなゲームを親が選ぶ形でも良いかもしれません。
アダルトサイトはPCの設定で閲覧制限ができますから、年齢に合わせて設定してあげる必要があります。
また、海外サイトは詐欺表示も多いですから、詐欺にかからないような指導も必要です。
【子供向け】両親に「ゲーミングPCはまだ早い」と言わた時の説得の仕方
ゲーミングPCの購入を親に打診して反対されたなら、なぜそれが必要かを論理的に説明するのが大きなポイントになります。
ただし、論理など関係なく感情的に「ダメったらダメ!そんなもんいらない!」言うタイプの親も残念ながらいます。
このタイプの説得は難しく、たぶん無理です。ある程度説得しても状況が変化しないようなら諦めるしかないでしょう…。
しかし話を聞いてくれるタイプの両親なら別です。
ゲーミングPCはゲームだけのおもちゃではなく、将来に役立つことをしっかり説明しましょう。
上で説明したような、社会人になって困りたくない、もっと空間把握能力を成長させたいなどの理由をしっかり説明することができれば、子供の将来を考えている親なら話を聞いてくれます。
親の中にはテスト結果や、日常生活の改善を条件に許可してくれる場合もありますから、可能性がありそうならそれも併せて利用するべきでしょう。
親を説得する材料まとめ
・若いうちからPCに触れておかないと、社会人になってからPCが使えない無能になってしまう
・とはいえ今はゲーム以外でPCを触る理由がない、ゲームは思考力をアップする教育ソフトもあるので、そういうゲームをプレイしたい(しないとしても)
・購入費用は自分で貯めること
・今度のテストで〇番以内ならと交渉する
まとめ:子供にゲーミングPCは早いということはないが、管理は必要
ゲーミングPCは価格が高いですし、ゲームという言葉で良いイメージが湧かないことはわかります。
しかし、ゲームを通じて学べることが多いのも事実ですし、PCが使いこなせず精神的に困っている、役立たずの烙印を押されてしまっている新社会人が多いのも事実です。
今の時代子供の将来を考えれば、若いうちからゲーミングPCを与え、それをきっかけに自然とPCに触れて学ばせるのは必須とも言える環境です。
いらない事も覚えて、きっとすぐ両親より詳しくなりますが、それが子供にとって必要なのです。
しかしPCでもスマホでもそうですが、野放しにするのはダメです。
見るべきでないものはしっかり規制し、使う時間を制限して規則を守ることも覚えていく。
こういった親の管理は不可欠です。