最新グラボ「GeForce RTX2080 Ti 11GB」を搭載したハイスペックゲーミングPC『ガレリアXZ』の実機をレビュー!
実機を使って使用感や、各ゲームのベンチマークソフトを使って実測値を計測してみました。
外観、内部構造、ゲームのベンチマーク実測、VR対応力のベンチマーク実測を行い、これまでのゲーミングPCとの比較やガレリアXZの総評をまとめています。
ドスパラ ガレリア XZ
・Windows 10 Home
・intel Core i7-8700
・GeForce RTX2080Ti 11GB
・8GB DDR4 SDRAM
・SSD500GB / HDD2TB ※無料アップグレード中
¥249,980円(+税)
48回分割手数料無料キャンペーン適用時⇒月々5,600円(税込)
ガレリアXZの外観・内部構造
ガレリアXZの正面
正面は上部にディスクドライブがある。
各種入出力ポートは正面と背面両方に存在するが、正面は
USB3.1×2、SDカード挿入口(SD/MicroSD)、イヤホン/マイクのジャック、リセットボタン、電源ボタン
が存在する。
これらのポートが正面の「中段」にあるのがポイントで、私が現在使用しているモデルはポートが本体上部にあるため、ケーブルが垂れさがり邪魔になるし、座った状態で抜き差ししにくい事を考えると、使いやすい。
SDカードをMicroと合わせて直差しできるのも嬉しいポイントで、デジカメやドライブレコーダー、カーナビのSDカードを管理しやすい。
ガレリアXZの側面
本体の上部、側面を見るとわかるように排気口が多い。
壁に寄せて配置すると排気口を塞いでしまう可能性があるため、壁にベタ付けでの設置は避ける必要がある。
また、上部が半分以上排気口になっているので、上にあまり物を置くことができない。
増設したHDDやヘッドホン、ゲームパッドなどPC関連品の置き場所は別で確保する必要がありそうだ。
ガレリアXZの背面
背面上部にはUSB2.0×2、マウス/キーボード用ポート、USB3.1Gen1×2、USB3.1Gen2×2、LANポート、オーディオジャック
が存在する。
ここにはDVIやHDMIなどのポートもあるが、ガレリアXZではモニターをグラフィックボードに接続するため使用しない。
わかりやすくフタがされているので、外す必要はない。
USBポートは計6個あり、USB3.1Gen2(水色のポート)は「10Gbit/s」と超高速のデータ転送が可能なので、大容量の外付けHDDや、大きなファイルを移動する時に大活躍する。
背面下部を見るとモニターへの出力をするグラフィックボードの出力ポートがある。
HDMI×1、DisplayPort×2、USB TYPE-C×1
が存在する。
HDMIとDisplayPortなど、同時に複数のモニターを接続してデュアルモニターとして使用する事も可能。
ただし、これまでよく見かけたDVIは接続できないので注意が必要。
背面最下部に電源プラグ接続口とメインスイッチがある。
ガレリアXZの内部構造
内部構造はオーソドックスなタイプになっている。
SSD/HDD、ディスクドライブの増設用ドックもいくつかあるので、必要に応じて増設可能。
しかし電源容量が650Wなので、増設するには電源ユニットの交換も必要になるかもしれない。
ガレリアXZの一番の特徴とも言える『GeForce RTX2080 Ti 11GB』が堂々と搭載されている。
以前のモデルより若干大きく感じたので確認したところ、GTX10xxシリーズは2スロット使用だったのに対し、今回のRTX2080Tiは3スロット使用だった。
特に性能には関係がないが、RTX2080Tiは起動中側面が虹色に光るようだ。
ガレリアXZのベンチマーク実測値
3DMarkの実測値
最も有名なベンチマークソフト「3DMark」でのベンチマークスコアは11,183でした。
目安として4KのゲーミングPCのスコアが6733である事を考えると、3Dゲームに対するスコアはかなり高い事がわかる。
このスコアは以前実計測したガレリアXV(GTX1070Ti搭載でスコア6,783)と比較してもかなり高い。
VRMarkの実測値
VRMarkは、VRデバイスを持っていなくてもVRゲームがプレイできるかどうかスコアで判断できるベンチマークソフト。
スコアが5,000を上回っていれば「VR Ready」と判断できる。
ガレリアXZは5,000どころか10,000以上のスコアを叩き出しているので、VRゲームも快適にサクサク遊べることを意味する。
少し驚いたのは、GTX1070Ti搭載のガレリアXVではスコア10,762だった事を考えると、3DMarkでの実測値より大きな差がない。
VRのスコアについては、この辺りが頭打ちなのかもしれない。
ファイナルファンタジー14の実測値
FF14のベンチマークでは、最高品質設定で19,179という文句無しのスコアだった。
FF14は他ゲームに比べグラフィックもかなり綺麗で、要求スペックも低くない。
FF14でこのスコアが出るなら、ほぼ全てのオンラインゲームは問題なくプレイできると判断して良い。
GTX1070Ti搭載のガレリアXVとほぼ変わらないスコアだったことから、FF14のベンチマークスコアも20000前後で頭うちと思われる。
ファイナルファンタジー15の実測値
FF15は最も要求スペックが高いゲームの1つであり、そのFF15の高品質設定で10,848というハイスコアを得る事ができた。
VRMarkやFF14のベンチマークでほぼ変わらないスコアを叩き出したGTX1070Ti搭載のガレリアXVと比較すると、1.6倍ほど高いハイスコアでかなりの差が出た。
この事から、やはりVRMarkやFF14のベンチマークスコアはほぼ頭打ちのスコアが出ていて、それ以上のスペックが要求されるゲームでも快適にプレイできる事がわかる。
ドラゴンクエスト10の実測値
ドラクエ10は要求スペックが低いですから、最高品質で2万超えのハイスコア。
ドラクエ10も恐らくこの辺のスコアが頭打ちだと思われるハイスコアなので、文句なしでどんな環境でもプレイできる。
ドラゴンズドグマオンラインの実測値
ドラゴンズドグマオンラインでも最高品質においてかなりのスコアが出ているので、他ゲーム同様です。
ガレリアXZの総評
GTXシリーズのグラボを搭載したゲーミングPCと比較すると、まだまだコスト面が高額だが、確かにそのスペック差は小さくなかった。
ただ、現在流行しているFF14やPUBG、フォートナイトといったオンラインゲームをプレイするだけならオーバースペックとなってしまうようで、ベンチマークの実測値を見てもわかるようにあまり差がない。
FF15のような超絶ハイスペックを要求するゲームではベンチマークスコアに大きな差がある事から考えると、スカイリムやフォールアウト、CitiesなどにMODをモリモリ入れて遊びたいという方にオススメのゲーミングPCである。
逆にFF14やドラクエ10、PUBG、フォートナイトなど「ある程度のゲーミングPCで快適に遊べるゲーム」では性能を持て余すので、むしろ『ガレリアXV』の方が安くてオススメかもしれない。
ドスパラでは分割手数料が無料になるキャンペーンが行われており、ガレリアXZは月々¥5,400円で購入できる点も大きなポイントである。
キャンペーンは2019年3月末まで行われており、この分割手数料無料キャンペーンは定期開催されているので、まとめて支払うのが難しいユーザーもかなり買いやすい。
ドスパラ ガレリア XZ
・Windows 10 Home
・intel Core i7-8700
・GeForce RTX2080Ti 11GB
・8GB DDR4 SDRAM
・SSD500GB / HDD2TB ※無料アップグレード中
¥249,980円(+税)
48回分割手数料無料キャンペーン適用時⇒月々5,600円(税込)