ガレリア XFのレビューをしていきます。
ドスパラのガレリアXFは、ドスパラで一番人気のハイスペックゲーミングPCです。
ガレリアXFは、GeForce RTX2070 SUPER 8GBを搭載したデスクトップゲーミングPCで、どんなゲームも快適にプレイできる性能を持っています。
この記事では、ガレリアXFの実機を使ってその特徴をレビューしていきます。
レビュー項目
- サイズ感(外観検証)
- どんな事ができるか(ベンチマーク計測による性能検証)
- 価格、外観、性能から考える総評
このモデルは販売を終了しました。
この記事で紹介するモデルが更にパワーアップした後継機種がリリースされています。
ガレリアXF の外観・内部構造
ガレリアXFの正面
タワータイプで、サイズは207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ)mm。
なかなかの大きさなので、配置スペースをしっかり確保しておく必要があります。
本体正面には
- USB3.0 ×2
- SDカードリーダー(SD/MicroSD)
- イヤホン/マイクジャック
- 電源ボタン
があり、光学ドライブはありません。
光学ドライブが必要な場合は、カスタマイズ注文で追加するか、外付け光学ドライブ(2000円程度)を使いましょう
「無線LAN」や「Bluetooth機能」も搭載されていません。
ガレリアXFではSTEAMが最初からインストールされているので、STEAMのステッカーが貼ってあります。
ガレリアXFの側面
ガレリアXFでは上部、左側面に大きな排熱口が、右側面に小さな排熱口が配置されていますから、壁にベタ付けしないよう配置することが重要です。
壁から30cmは離すようにしましょう。
排熱口を塞いでしまい、排熱がうまくいかないと熱暴走など起きてしまい、故障の原因になりますから、かならずスペースを確保しなければいけません。
上部も2/3程度が排熱口になっているので、上に物を置いたりはできません。
ガレリアXFの背面
背面上部には
- USB3.1 Gen1 x4
- USB2.0 ×2
- マウス/キーボード用ポート
- LANポート
- オーディオジャック
があり、ここにはDVI-Dポートなどがありますが、画面出力はグラフィックボードに接続するためフタがされていて使用しません。
背面中段にグラフィックボードが搭載されており、ここには
- HDMI x1
- DisplayPort x3
- DVI-D x1
が配置されており、モニターへの出力はここに接続します。
DVI-D+HDMIに接続して、デュアルモニターにすることも可能です。
ガレリアXFの内部構造
ガレリア XFは通常タワー型なので、しっかりカスタマイズできるスペース。
光学ドライブやSSD/HDDを複数台追加できるスロットがありますから、必要に応じてカスタマイズが可能です。
電源容量は650Wで、「80PLUS BRONZE規格」が採用されています。
電源効率が良く、省エネで余計な電力消費を防いでくれる電源ユニットですが、RTXシリーズのグラフィックボードは消費電力が大きいため、パーツ拡張に応じて電源ユニットの交換も必要になる可能性があります。
必ずパーツの電力を確認してカスタマイズしましょう。
この電源ユニットは、静音性にも優れています。
ガレリアXFのベンチマーク実測値
GALLERIA(ガレリア) XFを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。
- 3DMARK:グラフィック性能計測
- VRMARK:VR性能計測
- FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
- FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
- DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか
- DDON:DDONでのパフォーマンスはどうか
GeForce RTX2070 8GB を搭載したドスパラで一番人気のハイスペックゲーミングPCですが、実際のスコアはどうなるのか確認してみましょう。
3DMarkの実測値
最も有名なベンチマークソフト「3DMark」のTime Spyでのベンチマークスコアは8369。
4K出力が可能なゲーミングPCはスコアが6733ですから、ばっちり4K画質でゲームが遊べます。
このスコアであれば、スカイリムやCities:SkylineなどMODを使ったゲームプレイも快適に動作します。
3DMarkは計測時にPCに負荷をかけますが、負荷がかかった状態でも動作音はさほど大きくなく、デスクトップゲーミングPCの中でも静かだなと感じました。
VRMarkの実測値
VRMarkは、VRデバイスを持っていなくてもVRゲームがプレイできるかどうかスコアで判断できるベンチマークソフト。
スコアが5000を上回っていれば、VRゲームがプレイできる「VR Ready」と判断できます。
5000どころか12000を超えるスコアを叩き出しているので、VRゲームも当然快適に遊べます。
SteamにはPSVRとは比べ物にならない数のVRゲームタイトルがありますから、ガレリアXFを購入したら是非遊んでみることをおすすめします。
ファイナルファンタジー14の実測値
FF14は最高品質のフルスクリーンで「非常に快適」のスコアが得られました。
新拡張パック「漆黒の反逆者」のベンチマークソフトがリリースされましたので、今回はそちらを使って計測しています。
スコアは文句なしの16689で、新拡張パックでも快適に利用できます。
このスコアならFF14で困ることは全くありません。
ファイナルファンタジー15の実測値
異常なほど要求スペックが高いことで知られるFF15ですが、高品質設定で「とても快適」の評価が得られました。
FF15のベンチマークでこの評価が得られるなら、最新ゲームも最高設定でガンガン遊んでいけます。
そしてこのスコアなら、当分スペックで困ることはないでしょう。
ドラゴンクエスト10の実測値
FF14やFF15が快適なスコアが得られ、VRゲームもプレイできるガレリアXFでは、ドラクエ10は当然高いスコアが得られます。
最高品質で「すごく快適」の評価ですから、問題になるような事は全くないはずです。
ドラゴンズドグマオンラインの実測値
DDONもドラクエ10同様にあまり要求スペックが高くないゲームですから、最高品質でとても快適の評価でした。
ガレリアXFの総評
ガレリアXFは、ドスパラで一番売れている超人気モデルのデスクトップゲーミングPCです。
ケースが大きいのでかなり場所を取りますが、その問題さえクリアになれば間違いない一品と言えます。
特筆するべきはガレリアXFの満足度の高さで、レビュー数が211件(2019/07/06現在)もあるにも関わらず、平均満足度は5点満点中4.75の評価点を得ています。
CPUがCore i7 9700Kに、メモリが16GBに、ストレージがSSD512GB+HDD2TBに無料アップグレードしていますから、今買うならガレリアXFはとてもおすすめ。
このモデルは販売を終了しました。
この記事で紹介するモデルが更にパワーアップした後継機種がリリースされています。