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GALLERIA XA7C-R37のレビュー - RTX3070搭載のコスパ最高モデル

2021年2月8日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

ガレリアXA7C-R37のレビュー

ガレリア XA7C-R37のレビューをしていきます。

ガレリア XA7C-R37はRTX3070搭載のコスパ最高クラスのモデルで、RTX3070はRTX30シリーズで最もバランスが良い「迷ったらコレ」なGPUです。

ここではガレリア XA7C-R37にどの程度のゲーミング性能があるのか検証していきます。

レビュー項目

  • 外観:サイズ、入出力ポート、排気口の位置など
  • スペック検証:ベンチマークソフトによる検証
  • 総評:性能、価格からコスパの良さ、おすすめ度を決定

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ガレリア XA7C-R37の外観構造

ガレリアXA7C-R37のレビュー

ガレリア XA7C-R37の外観・内部構造の特徴は以下の4点。

  • 本体サイズは220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
  • 入出力ポートは前面上部と背面に多数
  • 光学ドライブ(DVD)なし(カスタマイズ注文で追加可能)
  • Wi-Fi・Bluetoothは非搭載(カスタマイズ注文で追加可能)

ガレリア XA7C-R37のケースサイズは「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ」と大きく、排熱を考慮したスペースの確保が必要です。

入出力ポートは前面上部・背面に多数あるので、USBメモリなどちょっとしたものは前面に、挿しっぱなしにする機器は背面に接続すると良いでしょう。

デスクトップPCのため有線でのインターネット接続を前提としていますが、注文時のカスタマイズによりWi-Fiを搭載して購入することもできます。

またガレリア XA7C-R37には光学ドライブが搭載されておらず、DVDやBlu-rayを読み込むことはできません。

必要に応じてカスタマイズで追加するか、外付けデバイスを使用する必要があるでしょう。

ガレリア XA7C-R37の正面

ガレリアXA7C-R37のレビュー

上面はすべて排気口になっています。

机の上に置くには圧迫感のあるサイズで、デスク足元かデスク横に置くのが良いでしょう。

光学ディスクドライブは非搭載ですが、正面ロゴ上に光学ドライブ取り付け箇所があります。

カスタマイズで追加すると、この部分が光学ドライブになります。

ガレリアXA7C-R37のレビュー

前面上部には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.2 Gen1 Type-A ×4
  • イヤホン
  • マイク

前面上部のUSBポートは4つあるので、頻繁に抜き差しするスマホや、マウス・キーボード・ゲームパッドのレシーバーを取り付けても良いでしょう。

正面上部に入出力ポートが集約されているので、PCを床置きした場合でも座りながらの抜き差しがしやすいです。

ガレリア XA7C-R37の背面

ガレリアXA7C-R37のレビュー

ガレリア XA7C-R37の背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。

ケース本体左側がクリアサイドパネルになっており、動作中も内部の確認が可能です。(画像はパネルのビニールを剥がしていない状態です)

サイドパネルを外す際のネジも本体背面にあります。

ガレリアXA7C-R37のレビュー

ガレリア XA7C-R37の背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB2.0 ×4
  • USB 3.2 Gen1 Type-A x2
  • USB 3.2 Gen2 ×2(Type-A×1+Type-C×1)
  • マウス/キーボード用接続ポート
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力

上部にはHDMI・D-DVI・Displayportの接続も見えますが、ガレリア XA7C-R37ではグラフィックボードからモニター出力するため使いません。

ここに接続してしまい、モニターが表示されないトラブルもよくありますので注意しましょう。

外部出力は下方にあるグラフィックボードに接続する必要があります。

  • HDMI ×1
  • Displayport ×3

これらを同時に接続(DisplayportとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。

Displayportの方が出力性能が高いです。

ガレリア XA7C-R37の内部

ガレリアXA7C-R37のレビュー

ガレリア XA7C-R37のサイドパネルを外した内部構造です。

配線はほぼすべてケース右側面側へ、電源ユニットはケース下部のボックス部に収まっており、電源ユニットも右サイドパネルを外すと見えます。

カスタマイズのゆとりも確保されていますが、グラフィックボード交換の際はサイズ確認したほうが良いでしょう。

グラフィックボード(RTX3070)とCPUクーラーがとても大きいです。

ストレージの増設や光学ドライブを追加するスペースは十分ですが、カスタム時は電源容量にも注意しましょう。

ガレリア XA7C-R37のベンチマーク実測値

ガレリア XA7C-R37を様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。

3DMark ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37の3DMARK

ガレリア XA7C-R37の3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は12,245でした。

これは前世代の最高モデルRTX2080Tiよりも高いスコアで、価格は大幅に安くなった一方でスコアは伸びています。

RTX3080のスコアとはやや開きがありますが、価格差を考えればコスパはRTX3070の方が良いでしょう。

RTX3070はDLSS(アップコンバート機能)が搭載されているので、理論上8Kにも対応し大幅なフレームレート向上も可能です。

ガレリアXA7C-R37の3DMARK

ガレリア XA7C-R37の3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。

以前までのハイエンドゲーミングPCを軽々と上回るスコアを出しています。

ガレリア XA7C-R37ならPCゲームで困ることはありません。

最新ゲームも最高解像度でプレイでき、4K出力も可能です。

ただし4Kで出力する場合はモニターも4K対応の必要があります。

VRMark ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37のVRMARK

ガレリア XA7C-R37のVRMarkでのベンチマーク計測結果は13,054でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

ガレリア XA7C-R37は13,054ですので、VRゲームもプレイ可能な性能です。

VRゲームで問題が生じる可能性はないでしょう。

PCMark ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37のPCMARK

PCMarkは一般的なPCアプリケーションを実行する上でのパフォーマンスを計測するベンチマークソフトです。

PCアプリケーションとは、「ネットサーフィン・オフィスソフト・動画視聴」などを指し、それぞれのスコアが表記されています。

PCMarkのスコアは7,008であり、一般PCを大きく上回る性能を持っていることがわかります。

ガレリア XA7C-R37なら、一般的な用途でスペックに問題が生じることはまずなさそうです。

ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37のFF14ベンチマーク

ガレリア XA7C-R37にてFF14漆黒のヴィランズVerのベンチマークスコア(DirectX 11)は19,980で非常に快適でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)の最高品質設定でフルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

ガレリア XA7C-R37では、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

フルHD以上の画質でもスコアは十分出ますが、FF14を含むMMORPG・FPS・TPSなどのオンラインゲームでは画質よりフレームレートの方が重要であり、WQHDや4K画質でのプレイにメリットが少ないです。

ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37のFF15ベンチマーク

ガレリア XA7C-R37にてFF15のベンチマークスコアは9,447で、快適の評価でした。

計測条件はWQHD(2,560×1,440)高品質のフルスクリーンモードです。

負荷の高いことで有名なFF15のベンチマークにおいてこのスコアであれば、新作PCゲームを含めWQHD画質は全く問題ないでしょう。

テクスチャ系MODを使ったPCゲームも快適にプレイ可能です。

ガレリアXA7C-R37のFF15ベンチマーク

こちらは4K(3,840×2,160)高品質のフルスクリーンモードでのスコアです。

4K画質ではやや快適な評価ですが、十分プレイ可能なスコアです。

敵の密集などゲーム内事象で負荷が高まるシーンではフレームレートが低くなることが考えられますが、RPGゲームではそれほど高いフレームレートを維持する必要もないので、問題ないでしょう。

ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

ガレリアXA7C-R37のドラクエ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたガレリア XA7C-R37では、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど)

ガレリアXA7C-R37のフレームレート
データ参照元:GPU CHECK

ガレリアXA7C-R37に搭載されている、RTX3070のFPSゲームタイトル別アベレージフレームレートの目安です。

FPSゲームは解像度よりフレームレートを重視するため、4KやWQHDではなくフルHD画質でのプレイが主流です。

RTX3070を搭載するガレリアXA7C-R37では、「PUBG」「CoD:BOCW」「Valorant」「フォートナイト」「Apex Legends」などの有名FPSゲームで120fps以上を確保できています。

上画像では最高画質設定でのスコアなので、設定を落とせば更にフレームレートを高めることもできます。

ガレリア XA7C-R37はCPUにCore i7-10700を採用しているので、画質以外の処理もバッチリです。

以上のことからガレリアXA7C-R37はFPSゲームも快適にプレイできることがわかります。

ガレリア XA7C-R37のレビュー総評

ガレリア XA7C-R37のレビューを紹介しました。

ガレリア XA7C-R37はコスパ最高クラスのミドル~ハイエンド帯のゲーミングPCです。

「ゲーミングPCについてよくわからず、どれを買ったらいいか悩む!」という方はガレリア XA7C-R37でまず間違いはないでしょう。

価格も税込20万円以下と安く、PCゲームは快適に高解像度でプレイでき、ゲームの実況配信にも対応します。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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