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GALLERIA RM5R-G60Sレビュー | コスパ最高エントリーモデル

2020年9月9日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

ガレリア RM5R-G60Sのレビューをしていきます。

ガレリア RM5R-G60Sはリニューアルされた新型ガレリアの中でも、コスパの良いエントリーモデルの1つです。

エントリーモデルと言えば初心者やカジュアルゲーマーにおすすめのスペックである事が多い印象です。

しかしガレリア RM5R-G60Sはエントリーながらかなり高いスペックを備えており、かつてのエントリーモデルとは段違いの性能を持ちます。

ここではガレリア RM5R-G60Sにどの程度のゲーミング性能があるのか検証していきます。

レビュー項目

  • 外観:サイズ、入出力ポート、排気口の位置など
  • スペック検証:ベンチマークソフトによる検証
  • 総評:性能、価格からコスパの良さ、おすすめ度を決定

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ガレリア RM5R-G60Sの外観構造

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

ガレリア RM5R-G60Sの外観・内部構造の特徴は以下の4点。

  • ミニタワーなので高さがない
  • 入出力ポートは前面上部と背面に多数
  • 光学ドライブ(DVD)なし(カスタマイズ注文で追加可能)
  • Wi-Fi・Bluetoothは非搭載(カスタマイズ注文で追加可能)

ガレリア RM5R-G60SはミニタワーのデスクトップPCですので、フルタワーの2/3程度しか高さがありません。

幅や奥行きはフルタワーと変わりませんので、省スペースにはなりません。

入出力ポートは前面上部・背面に多数あるので、USBメモリなどちょっとしたものは前面に、挿しっぱなしにする機器は背面に接続すると良いでしょう。

デスクトップPCのため有線でのインターネット接続を前提としていますが、注文時のカスタマイズによりWi-Fiを搭載して購入することもできます。

またガレリア RM5R-G60Sには光学ドライブが搭載されておらず、DVDやBlu-rayを読み込むことはできません。

必要に応じてカスタマイズで追加するか、外付けデバイスを使用する必要があるでしょう。

ガレリア RM5R-G60Sの正面

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

本体サイズは「220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm」

上面はすべて排気口になっています。

机の上にフルタワーを置くとかなり圧迫感があるので、机の上に置くには良いサイズです。

光学ディスクドライブは非搭載ですが、正面ロゴ上に光学ドライブ取り付け箇所があります。

カスタマイズで追加すると、この部分が光学ドライブになります。

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

前面上部には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.2 Gen1 ×4
  • イヤホン
  • マイク

前面上部のUSBポートは4つあるので、頻繁に抜き差しするスマホに加え、マウス・キーボード・ゲームパッドのレシーバーを取り付けても良いでしょう。

正面上部に入出力ポートが集約されているので、PCを床置きした場合でも座りながらの抜き差しがしやすいです。

ガレリア RM5R-G60Sの背面

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

ガレリア RM5R-G60Sの背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。

ケース本体左側がクリアサイドパネルになっており、動作中も内部の確認が可能です。

サイドパネルを外す際のネジも本体背面にあります。

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

ガレリア RM5R-G60Sの背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB2.0 ×4
  • USB 3.2 Gen1 Type-A x2
  • マウス/キーボード用接続ポート
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力

上部にはHDMI・D-DVI・Displayportの接続も見えますが、ガレリア RM5R-G60Sではグラフィックボードからモニター出力するため使いません。

ここに接続してしまい、モニターが表示されないトラブルもよくありますので注意しましょう。

外部出力は下方にあるグラフィックボードに接続する必要があります。

  • DVI-D ×1
  • HDMI ×1
  • Displayport ×1

これらを同時に接続(DVI-DとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。

ガレリア RM5R-G60Sの内部

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー

ガレリア RM5R-G60Sのサイドパネルを外した内部構造です。

以前のガレリアシリーズに比べ、かなりスッキリとした内部構造になっています。

配線はほぼすべてケース右側面側へ、電源ユニットはケース下部のボックス部に収まっており、電源ユニットも右サイドパネルを外すと見えます。

カスタマイズのゆとりも確保されていますが、グラフィックボード交換の際はサイズ確認したほうが良いでしょう。

ガレリア RM5R-G60Sのベンチマーク実測値

ガレリア RM5R-G60Sを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

それぞれのベンチマークは以上の内容の目安となります。

ガレリア RM5R-G60Sの3DMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60Sの3DMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60Sの3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は5798でした。

3DMark TimeSpyでの計測結果は、「AMD Ryzen 5 3500とGeForce GTX 1660 SUPER 」の組み合わせで予想のつくスコア結果となりました。

ミドルスペックを超えるほど高いスコアではありませんし、かつてのエントリーモデルと同等のスコアです。

ガレリア RM5R-G60Sの3DMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60Sの3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。

3DMark TimeSpyのスコアを見る限り、そこまで高いゲーミング性能ではないように思えます。

ただしスコア自体が低いわけではなく、最新デスクトップの平均に比べれば劣るものの、PCゲームは快適に動作するスペックは持っています。

FF14、フォートナイト、PUBG、APEXなどオンライン対戦ゲームもプレイなスコアです。

ガレリア RM5R-G60SのVRMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SのFVRMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SのVRMarkでのベンチマーク計測結果は9107でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

ガレリア RM5R-G60Sは9107ですので、VRゲームもプレイ可能な性能です。

3DMark TimeSpyではそれほど高いスコアでありませんでしたが、VRMarkではかなり高いスコアを獲得できました。

ガレリア RM5R-G60SのPCMarkベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SのPCMarkベンチマークスコア

PCMarkは一般的なPCアプリケーションを実行する上でのパフォーマンスを計測するベンチマークソフトです。

PCアプリケーションとは、「ネットサーフィン・オフィスソフト・動画視聴」などを指し、それぞれのスコアが表記されています。

PCMarkのスコアは5743であり、一般PCを大きく上回る性能を持っていることがわかります。

ガレリア RM5R-G60Sなら、一般的な用途でスペックに問題が生じることはまずなさそうです。

ガレリア RM5R-G60Sのファイナルファンタジー14ベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SのFF14ベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SにてFF14漆黒のヴィランズVerのベンチマークスコア(DirectX 11)は12237で非常に快適でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)の最高品質設定でフルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

ガレリア RM5R-G60Sでは、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

ガレリア RM5R-G60Sのファイナルファンタジー15ベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SのFF15ベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60SにてFF15のベンチマークスコアは6490で、快適の評価でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)高品質のフルスクリーンモードです。

今からFF15のためにゲーミングPCを購入する方は少ないと思いますが、FF15のPC版はその要求スペックのあまりの高さからネタにされるほど。

一方でFF15のベンチマークソフトで高いスコアが出れば、他のPCゲームのほとんどで快適にプレイできると考えられます。

PC版FF15の高品質設定は非常に負荷が高いため、MODを使ったPCゲームプレイができるかどうかの目安にもなります。

このスコアからガレリア RM5R-G60Sは3DMarkでは高いスコアが得られませんでしたが、高いゲーミング性能を備えていることがわかります。

ガレリア RM5R-G60Sのドラゴンクエスト10ベンチマークスコア

ガレリア RM5R-G60Sの3DQ10ベンチマークスコア

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたガレリア RM5R-G60Sでは、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

ガレリア RM5R-G60Sのレビュー総評

ガレリア RM5R-G60Sのレビューを紹介しました。

ガレリア RM5R-G60Sはリニューアルしたガレリアシリーズの、今後のカジュアル向け定番となるエントリーモデルです。

今回の検証により、エントリーモデルにも関わらずかなり高いゲーミング性能を備えていることが確認できました。

ゲーム動画の録画や編集・配信はスペックが不足しますが、一人で普通にPCゲームを楽しむ分には問題が生じることはないでしょう。

ガレリア RM5R-G60SはゲーミングPC初心者やカジュアルゲーマーにはもちろん、お子様向けの1台としても手頃な1台となりそうです。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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