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Regulus AR5-Q(レグルス AR5-Q)のレビュー - 使用感・ベンチマーク

2019年2月5日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

Regulus AR5-Q

CPUにAMD Ryzen 5 2400Gを搭載した一般用デスクトップPC「レグルスAR5-Q」の実機をレビュー!

グラフィックボード非搭載のこのモデルは、主に仕事や学生用としておすすめなモデル。

仕事、学校のレポート、ネットサーフィンやYoutubeなど動画視聴には十分すぎるスペックを備えたデスクトップPCですが、ここではあえて

  • 3Dグラフィック性能はどれぐらいの数値が出るのか
  • どのぐらいのゲームならプレイできるのか

にスポットをあてて実機をテストしてみました。

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レグルスAR5-Qの外観・内部構造をレビュー

レグルスAR5-Qの正面

Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの全体
Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの正面

正面は上部にディスクドライブがある。

かなりシンプルな構造になっていて、USB3.0ポートが2つと、イヤホン、マイク用ジャックがある以外は何もない。

フロントにあるUSBポートが3.0なのはありがたく、外付HDDやUSBメモリを使ったデータの転送速度が早い。

このマシンを使う場合、ゲームより仕事用のデータや写真などのファイル転送が多いはずなので、そのスピードが早いのは嬉しい点だ。

レグルスAR5-Qの側面

Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの左側面
Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの右側面

右側面に排気口はないが、左側面に大きな排気口が付いている。

デスクトップ本体を右側に配置する場合は壁付けしても問題ないだろう。

左側に配置する場合は排気口を塞いでしまわないよう気を付けたい。

上部にも排気口はないので、上にちょっとした物を置く事は可能。

外付けHDDやUSBメモリを置いておくには便利。

レグルスAR5-Qの背面

Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの背面全体
Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの背面上部
Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの背面下部

レグルスAR5-Qにはグラフィックボードが搭載されていないため、画面出力ケーブはマザーボードへ直接接続する形となる。

画面出力は3つ(DVI x1, HDMI x1, D-sub 15 x1)あるので、DVIとHDMIなど、同時に複数のモニターを接続してデュアルモニターとして使用する事も可能。

他にもUSB2.0×2、USB3.0×4、マウス/キーボード用ポート、LANポート、オーディオジャックが存在する。

デスクトップPCなので無線LANは内蔵しておらず、無線で使用したい場合はカスタマイズ注文の一覧にある「無線LAN子機」を追加購入する必要がある。

レグルスAR5-Qの内部構造

Regulus AR5-Q
レグルスAR5-Qの内部構造

内部構造はオーソドックスなタイプになっているが、ミニタワーケースのため、内部も少し狭い。

SSD/HDD、ディスクドライブの増設用ドック増設可能だが、空きドックが少ないのでいくつも増設する事はできない。

ただどのみち電源容量が400Wなので、電源そのままでは多く増設するのは厳しく、影響は少ないと思われる。

グラフィックボードがないのですっきりした内部となっている。

レグルスAR5-Qのベンチマーク実測レビュー

3DMarkの実測値

Regulus AR5-Q 3DMark
レグルスAR5-Qの3DMark結果

最も有名なベンチマークソフト「3DMark」で計測したところ、結果は9,789というスコア。

これまでゲーミングPCは「Time Spy」というテストで計測してきた。

しかしゲーミングPCではなくグラフィックボード非搭載のPCのため、負荷の高いTime Spy(3Dゲーム測定用)での計測に非対応だった。

ここでは負荷の軽い統合型GPUでの計測に適したテスト「Night Raid」で計測している。

そのためこれまで計測してきたゲーミングPCのスコアとそのまま数字を比較するのは適切ではない。

それでもオンボードのグラフィック性能としてはかなり優秀なスコアだった事に違いはない。

どう優秀で、何ができて何ができないのか更に詳しく見ていこう。

VRMarkの実測値

Regulus AR5-Q 3DMark
レグルスAR5-QのVRMark結果

VRMarkは、VRデバイスを持っていなくてもVRゲームがプレイできるかどうかスコアで判断できるベンチマークソフト。

スコアが5,000を上回っていれば「VR Ready」と判断できる。

当然だがグラフィックボード非搭載のレグルスAR5-QでVRゲームをプレイするのは厳しいという結果が出た。

ただし、VR動画の視聴はグラフィック性能が不要のため可能。

ファイナルファンタジー14の実測値

Regulus AR5-Q FF14 max
FF14の最高品質でのテスト結果

FF14のベンチマークソフトで計測したところ、なんと最高品質設定で「快適」の判定が得られた。

グラフィックボード非搭載ながら、やはり3D性能はかなり高いことが伺える。

ただ快適判定では少し動作に安定が足りないので、標準品質で再計測したところ

Regulus AR5-Q FF14 min
FF14の標準品質でのテスト結果

「とても快適」の判定が得られた。

最高品質では少し物足りないが、標準品質ならFF14が十分にプレイ可能なデスクトップPCだとわかる

ドラゴンクエスト10の実測値

Regulus AR5-Q DQ10
DQ10のベンチマークテスト結果

ドラクエ10は要求スペックが低いため、最高品質でも「とても快適」の判定が得られた。

ドラクエ10に関しては何の問題もなく、画質も落とす事なく遊んでいけるはずだ。

レグルスAR5-Qの総評

AMD製CPUを採用した一般用デスクトップPCは、どのぐらいの実力があるのか。

あえてPCゲームのベンチマークにかけることで、そのポテンシャルの高さに驚かされた。

レグルスAR5-Qは一般用として十分なスペックを備えているだけでなく、気分転換にちょっとゲームをしようと思った時にも活躍してくれる。

FF14を第一線でやっていこうという人には若干物足りないかもしれないが、ドラクエ10などロースペックゲームなら十分最高品質でプレイできる。

価格もかなり安く、AMD製CPUを採用したPC特有のコスパの良さはゲーミングPCでなくとも健在だった。

ただしゲームをガンガン遊んでいきたいなら、やはりゲーミングPCを選択する必要があるだろう。

また、ドスパラでは分割手数料が無料になるキャンペーンが行われており、レグルスAR5-Qは月々¥3,200円で購入できる点も大きなポイントである。

キャンペーンは2019年3月末まで行われており、この分割手数料無料キャンペーンは定期開催されているので、まとめて支払うのが難しいユーザーもかなり買いやすい。

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ナオ

ゲーミングPC情報サイト「naolog」の管理人です。学生時代から自作ゲーミングPCを趣味にし、初めてプレイしたオンラインゲームは"ウルティマオンライン"です。MODを導入して"Cities: Skylines"や"スカイリム"、スポーツゲームなどで遊んでいます。アイコンは手持ちのゲーミングPCを利用してAIにて作成したもので、残念ながら管理人の外見とは関係ありません。

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