BTOパソコンを丸ごと買い替えるのと、グラボを交換するのではコストが3倍違います。
新品のBTOパソコンを買うと平均価格は15~20万円。
グラボの交換なら¥50,000円以下で最高スペックのゲーミングPCに変身します。
グラボ交換の作業時間は全部で1時間もかからない程度で簡単です。
BTOパソコンのグラボ交換のポイント、必要なもの、交換するのにおすすめのグラボを見ていきましょう。
交換作業の手順は【BTOパソコンのグラボ交換作業手順】を参考ください。
BTOパソコンのグラボ交換のポイント
使っているBTOパソコンの電源要領が足りるか確認
選ぶグラボにもよりますが、電源の容量が足りなければ電源も買い換える必要があります。
電源ユニットの確認方法は一度デスクトップのフタを外し、電源の止めネジを外しラベルを確認しなければなりません。
使っている電源ユニットが購入時の明細などに記載があれば、型式でネット検索すれば調べられます。
電源本体に上のようなステッカーが貼ってあると思います。
上のステッカーを例に説明すると、RATED POWERの一番下の491.5W+18.5W=510Wがこの電源ユニットの電源容量です。
電源は800Wあればどんな構成でも大体いけると言われていますが、私が今回選んだグラボは電源必要量も高くないので、元々ついていた510Wで問題なく使えています。
高性能グラボですと使用電気も増えますから、800Wに交換するべきでしょう。
電源ユニットの電源容量の50~80%に収まるように考えると、最も電源効率が良いと言われています。
使用中のパソコンの使用電力量を知る方法
PCの消費電力を測定できる無料ツール「Joulemeter」がマイクロソフトから出ています。
マイクロソフト製なので安心して使えます。
Joulemeterのインストール、使用手順は以下のサイト様がわかりやすく解説されていました。
PCの消費電力を測定するMicrosoft製のソフトウェア「Joulemeter」
~自由とテクノロジーを愛す者のサイト様~
グラボ交換に必要なもの
精密ドライバーと、エアダスターがあればOKです。
パソコンのパーツはとても細かいネジで固定されているので、精密ドライバーが1つあると便利です。
作業の前に必ずホコリは飛ばしておく必要があるので、エアダスターは必須です。
ノズルが付いていて、缶内の高圧エアーでホコリをピンポイントで飛ばせます。
エアダスターを使う時は、かならず屋外で行ってください、屋内でやると部屋が大惨事になります。
缶は大きいのですが、すぐなくなるので3本セットがおすすめです。
お盆やGWなど、大型連休のタイミングでこれを使って掃除すると、故障しにくくなります。
コスパが良いBTOパソコンの交換用におすすめのグラボ
Palit製のGeForce GTX1060 6GB
トップ画像の箱が、Palit製の今回購入したグラボです。
自分の求める性能やコスパから考え選びました。
グラボは調べると色んなメーカーから多種多様なモデルがリリースされててよくわからないんですが、Palitは一番安くて評判が良かったです。
当時で¥36,000円ほどでしたが、最新シリーズのグラボとしては格安でした。
現在は更に安くなっています。
格安ですが、前シリーズ最高クラスのGTX980を越えた性能を発揮してくれるので、パソコンゲームを遊ぶのに十分なグラボです。
⇒Palit製 GeForce GTX1060 6GBグラボの購入と詳細はこちら
現在のコスパ最強グラボはGeForce GTX1070
私がBTOパソコンのグラボ交換をした当時、GTX1060が最新モデルであり最もコスパが良かった。
しかし現在はGeForce GTX1070がリリースされていて、こちらの方がコスパが良いです。
価格は¥50,000円程とGTX1060より上がりますが、性能は1060より圧倒的に高く、Citiesなど高負荷のパソコンゲームを遊ぶ予定があるなら、GTX1070の方が良いでしょう。
予算的に問題がない場合もGTX1070を選んだ方が、今後しばらく最前線で使えますしおすすめです。
GTX1060でも当分問題ありませんが、よりよい環境でパソコンゲームを遊びたければ、ですね。
こちらもPalit製が最も安く、評判が良いのでおすすめです。
⇒Palit製 GeForce GTX1070 8GBグラボの購入と詳細はこちら
BTOパソコンのグラボ交換まとめ
BTOパソコンは、新たに買い直すよりグラボ交換の方がコストが1/3で済むのでおすすめ。
グラボ交換は誰でもできるぐらい簡単で、本記事ではグラボ交換のポイントや必要なものを解説しています。
グラボ交換の手順は【BTOパソコンのグラボ交換作業手順】にて私が作業した手順を解説しています。