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ゲーミングモニターの応答速度は何msがおすすめ?

2021年5月13日

ゲーミングモニターの応答速度

ゲーミングモニターの応答速度について、以下の内容で解説します。

・ゲーミングモニターの応答速度とは何か
・応答速度に影響する性能
・応答速度が早いパネル

応答速度はゲームのラグに繋がる要素なので、ゲームプレイの快適性を大きく変えます。

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ゲーミングモニターの応答速度とは

ゲーミングモニターの応答速度

FPSや格闘ゲームではこの差が大きく影響します

応答速度とは、モニターの色が別の色に切り替わるまでにかかる時間です。

単位はms(ミリ秒)で表記され、1msは1秒の1000分の1です。

応答速度「5ms」のモニターなら「黒→白→黒」と色が変化するのに5msかかります。

値が小さいほど色の切り替えが早いため高性能で、映像のズレや残像がなくなり、輪郭がはっきりとした映像になります。

FPSやTPSで敵を撃った際に残像を撃つことなく、相手の位置がしっかりと把握できるため有利に戦えます。

激しい場面転換が発生しても描画が正確なので動きを捉えることができますね。

応答速度の種類

ゲーミングモニターの応答速度は2種類あります。

  1. 応答速度→「白→黒→白」のような極端な色の変化
  2. 応答速度GtoG→「ピンク→水色」のような中間色の変化

ゲーム中の色の変化は2番が行われていることが多いので、モニター購入の際はGtoGの応答速度を確認しましょう。

安価なゲーミングモニターには、1番の応答速度しか書いていないメーカーもあるので注意が必要です。

 

応答速度は1msでも5msでもそれほど大きな影響はない

リフレッシュレートの低いモニターであれば1フレームを更新するのに必要な時間が長いため、応答速度が遅くても問題ありません。

60Hzなら1フレーム更新するのに16.6msかかるため、16ms以内の応答速度なら残像は生まれません。

リフレッシュレートの高いモニターになるほど、必要応答速度は早くなります。

144Hzモニターなら7ms以内、240Hzモニターなら4ms以内の応答速度でズレが発生しません。

 

応答速度が早いのはTNパネル

ゲーミングモニターの応答速度

ゲーミングモニターの主流はTNパネルです

ゲーミングモニターに採用されているパネルによって、特徴が異なります。

■TNパネル

応答速度が早く、高リフレッシュレートなパネルなのでゲーミングモニターに多く採用されています。

生産技術の確立もされているため、様々なメーカーが販売していて、安く購入できます。

色の正確性は低めなので、クリエイターには向いていません。

■VAパネル

暗明の表現に優れているモニターで、映画鑑賞に最適です。

高品質を売りにしたテレビ等に採用されているパネルです

応答速度はTNよりも少し遅いですが、ムービーシーンが多いAAAタイトルをプレイするのに向いています。

■IPSパネル

発色が良く、美麗な映像を写せるモニターです。

クリエイター向けのモニターに採用されていることが多いです。

視野角が広い特徴がありますが、応答速度は最も遅くなりやすいパネルです。

近年では応答速度やリフレッシュレートの差が縮まっているため、高額にはなりますがIPSパネルを採用した応答速度の早いゲーミングモニターもあります。

ゲーミングモニターの応答速度は1msがおすすめ

ゲーミングモニターの応答速度は1msがおすすめです。

リフレッシュレートの低いモニターなら1msも5msも大差はないですが、144Hz以上のリフレッシュレートを持ったモニターでは残像やズレが発生します。

ゲームを快適に有利にプレイするため、応答速度の速いモニターを選びましょう。

TNパネルを採用したゲーミングモニターであれば「144Hz・応答速度1ms」のモニターが2万円~3万円程度で購入可能です。

  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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