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GALLERIA XA7C-R38のレビュー | RTX3080搭載ハイエンドモデル

2021年2月2日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

ガレリアXA7C-R38のレビュー

ガレリア XA7C-R38のレビューをしていきます。

ガレリア XA7C-R38はRTX3080搭載のハイエンドゲーミングPCです。

ハイエンドながら税込22万円程度と安く、マインクラフトのStarter Collectionが同梱されています。

ここではガレリア XA7C-R38にどの程度のゲーミング性能があるのか検証していきます。

レビュー項目

  • 外観:サイズ、入出力ポート、排気口の位置など
  • スペック検証:ベンチマークソフトによる検証
  • 総評:性能、価格からコスパの良さ、おすすめ度を決定

ガレリア XA7C-R38【ドスパラ】 Minecraft Starter Collection同梱版

OS:Windows 10 Home 64bit
CPU:Core i7-10700
GPU:GeForce RTX 3080
メモリ:16GB DDR4
ストレージ: 512GB NVMe SSD
電源:750W(80PLUS GOLD)
価格(税込):¥239,778円
分割払い(税込み):¥5,000円

ガレリア XA7C-R38の外観構造

ガレリアXA7C-R38のレビュー

ガレリア XA7C-R38の外観・内部構造の特徴は以下の4点。

  • 本体サイズは220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
  • 入出力ポートは前面上部と背面に多数
  • 光学ドライブ(DVD)なし(カスタマイズ注文で追加可能)
  • Wi-Fi・Bluetoothは非搭載(カスタマイズ注文で追加可能)

ガレリア XA7C-R38のケースサイズは「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ」と大きく、排熱を考慮したスペースの確保が必要です。

入出力ポートは前面上部・背面に多数あるので、USBメモリなどちょっとしたものは前面に、挿しっぱなしにする機器は背面に接続すると良いでしょう。

デスクトップPCのため有線でのインターネット接続を前提としていますが、注文時のカスタマイズによりWi-Fiを搭載して購入することもできます。

またガレリア XA7C-R38には光学ドライブが搭載されておらず、DVDやBlu-rayを読み込むことはできません。

必要に応じてカスタマイズで追加するか、外付けデバイスを使用する必要があるでしょう。

 

ガレリア XA7C-R38の正面

ガレリアXA7C-R38のレビュー

上面はすべて排気口になっています。

机の上に置くには圧迫感のあるサイズで、デスク足元かデスク横に置くのが良いでしょう。

光学ディスクドライブは非搭載ですが、正面ロゴ上に光学ドライブ取り付け箇所があります。

カスタマイズで追加すると、この部分が光学ドライブになります。

 

ガレリアXA7C-R38のレビュー

前面上部には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.2 Gen1 Type-A ×4
  • イヤホン
  • マイク

前面上部のUSBポートは4つあるので、頻繁に抜き差しするスマホや、マウス・キーボード・ゲームパッドのレシーバーを取り付けても良いでしょう。

正面上部に入出力ポートが集約されているので、PCを床置きした場合でも座りながらの抜き差しがしやすいです。

 

ガレリア XA7C-R38の背面

ガレリアXA7C-R38のレビュー

ガレリア XA7C-R38の背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。

ケース本体左側がクリアサイドパネルになっており、動作中も内部の確認が可能です。(画像はパネルのビニールを剥がしていない状態です)

サイドパネルを外す際のネジも本体背面にあります。

ガレリアXA7C-R38のレビュー

ガレリア XA7C-R38の背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB2.0 ×4
  • USB 3.2 Gen1 Type-A x2
  • USB 3.2 Gen2 ×2(Type-A×1+Type-C×1)
  • マウス/キーボード用接続ポート
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力

上部にはHDMI・D-DVI・Displayportの接続も見えますが、ガレリア XA7C-R38ではグラフィックボードからモニター出力するため使いません。

ここに接続してしまい、モニターが表示されないトラブルもよくありますので注意しましょう。

外部出力は下方にあるグラフィックボードに接続する必要があります。

  • HDMI ×1
  • Displayport ×3

これらを同時に接続(DisplayportとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。

Displayportの方が出力性能が高いです。

 

ガレリア XA7C-R38の内部

ガレリアXA7C-R38のレビュー

ガレリア XA7C-R38のサイドパネルを外した内部構造です。

配線はほぼすべてケース右側面側へ、電源ユニットはケース下部のボックス部に収まっており、電源ユニットも右サイドパネルを外すと見えます。

カスタマイズのゆとりも確保されていますが、グラフィックボード交換の際はサイズ確認したほうが良いでしょう。

グラフィックボード(RTX3080)とCPUクーラーがとても大きいです。

ストレージの増設や光学ドライブを追加するスペースは十分ですが、カスタム時は電源容量にも注意しましょう。

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ガレリア XA7C-R38のベンチマーク実測値

ガレリア XA7C-R38を様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

それぞれのベンチマークは以上の内容の目安となります。

 

ガレリア XA7C-R38の3DMarkベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38の3DMark

ガレリア XA7C-R38の3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は14901でした。

3DMark TimeSpyでの計測結果はとても高く、「GeForce RTX 3080」のグラフィック性能がとても高いことがわかります。

前世代のスタンダードであった「RTX 2070 SUPER」が9,000~10,000程度のスコアであることが多かったことから考えると、3DMarkでは約1.5倍もの性能アップがされています。

RTX3080はDLSS(アップコンバート機能)が搭載されているので、理論上8Kにも対応し大幅なフレームレート向上も可能です。

 

ガレリアXA7C-R38の3DMark

ガレリア XA7C-R38の3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。

以前までのハイエンドゲーミングPCを軽々と上回るスコアを出しています。

超高級品であるトップクラスのゲーミングPCには劣っていますが、価格差を考えれば性能は十分すぎるほどでしょう。

ガレリア XA7C-R38ならPCゲームで困ることはありません。

最新ゲームも最高解像度でプレイでき、4K出力も可能です。

ただし4Kで出力する場合はモニターも4K対応の必要があります。

 

ガレリア XA7C-R38のVRMarkベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38のVRMark

ガレリア XA7C-R38のVRMarkでのベンチマーク計測結果は13,158でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

ガレリア XA7C-R38は13,158ですので、VRゲームもプレイ可能な性能です。

VRゲームで問題が生じる可能性はないでしょう。

 

ガレリア XA7C-R38のPCMarkベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38のPCMark

PCMarkは一般的なPCアプリケーションを実行する上でのパフォーマンスを計測するベンチマークソフトです。

PCアプリケーションとは、「ネットサーフィン・オフィスソフト・動画視聴」などを指し、それぞれのスコアが表記されています。

PCMarkのスコアは7,446であり、一般PCを大きく上回る性能を持っていることがわかります。

ガレリア XA7C-R38なら、一般的な用途でスペックに問題が生じることはまずなさそうです。

 

ガレリア XA7C-R38のファイナルファンタジー14ベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38のFF14ベンチマーク

ガレリア XA7C-R38にてFF14漆黒のヴィランズVerのベンチマークスコア(DirectX 11)は21,643で非常に快適でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)の最高品質設定でフルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

ガレリア XA7C-R38では、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

フルHD以上の画質でもスコアは十分出ますが、FF14を含むMMORPG・FPS・TPSなどのオンラインゲームでは画質よりフレームレートの方が重要であり、WQHDや4K画質でのプレイにメリットが少ないです。

 

ガレリア XA7C-R38のファイナルファンタジー15ベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38のFF15ベンチマーク

ガレリア XA7C-R38にてFF15のベンチマークスコアは12,657で、快適の評価でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)高品質のフルスクリーンモードです。

今からFF15のためにゲーミングPCを購入する方は少ないと思いますが、FF15のPC版はその要求スペックのあまりの高さからネタにされるほど。

一方でFF15のベンチマークソフトで高いスコアが出れば、他のPCゲームのほとんどで快適にプレイできると考えられます。

PC版FF15の高品質設定は非常に負荷が高いため、MODを使ったPCゲームプレイができるかどうかの目安にもなります。

ガレリアXA7C-R38のFF15ベンチマーク

こちらは4K(3840×2160)高品質のフルスクリーンモードでのスコアです。

4K高品質でも快適評価のスコア7,540ですから、FF15をはじめグラフィックが特徴的なPCゲームが4K出力でしっかりプレイできることを意味します。

 

ガレリア XA7C-R38のドラゴンクエスト10ベンチマークスコア

ガレリアXA7C-R38のDQ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたガレリア XA7C-R38では、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

 

ガレリア XA7C-R38のレビュー総評

ガレリア XA7C-R38のレビューを紹介しました。

ガレリア XA7C-R38の最も大きな特徴はRTX3080によるグラフィック性能の高さです。

価格も安く、以前のミドルスペック程度の予算で購入できることから、PCゲームを高グラフィックで楽しみたい方に特におすすめの1台と言えます。

GPU以外のパーツも総じて高性能なので、MODを使用したゲームプレイやゲームの実況配信・録画編集も快適です。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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