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Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー | GTX 1660 SUPERのエントリーモデル

2020年12月2日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビューをしていきます。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルは「Ryzen 5 4500」と最新の「GeForce GTX 1660 SUPER 6GB」を搭載した、エントリーモデルです。

価格が安くカジュアルにゲームをプレイする方や、お子様向けのパソコンとして最適です。

ここではLightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルにどの程度のゲーミング性能があるのかを検証していきます。

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Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの外観構造

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの外観特徴

  • デスク上にも置けるミドルタワー
  • 8箇所のUSBポート(前面2/背面6)
  • DVDスーパーマルチドライブ搭載
  • Wi-Fiなし
  • Bluetoothなし

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルはミドルタワーで、ケースサイズは「190(幅)×420(奥行き)×360(高さ) mm」。
デスク上に設置しても圧迫感がありません。

USBポートは8箇所備えられていて、前面にはUSB3.0が2つです。
前面のUSBポートは中段あたりに備えられているので、足元に設置するとやや低く使いにくいです。

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブが標準搭載されています。
Wi-Fi・Bluetoothは搭載されていませんが、カスタマイズで増設可能です。

正面・上部構造と入出力ポート

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルは本体の高さがないこと、USBポートや光学ドライブの位置から、デスク上やラックに置いた方が快適に利用できます。

PC本体上部は排気口になっていないので、多少の備品ならば上に設置しても問題はありません。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

前面中段には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.0 x2
  • オーディオアウト / イン

前面中段のUSBポートは2つなので、頻繁に抜き差しするスマホや、マウス・キーボードのレシーバーを取り付けると便利です。

背面構造と入出力ポート

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。
ケース本体左側は排気口が設置されているので、壁から離して設置する必要があります。

サイドパネルを外す際のネジは本体背面にあります。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB 2.0 ×4
  • USB 3.2 GEN2 Type-A ×2
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力
  • マウス/キーボード用接続ポート
  • HDMI ×1
  • Displayport ×3

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルはグラフィックボードが搭載されているので、映像出力は下の方にあるグラフィックボードの出力に接続します。

同時に接続(DisplayportとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。

Displayportの方が出力性能が高いです。

ケース内部構造

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのサイドパネルを外した内部構造です。
オーソドックスなタワーケースなので、左側面のサイドパネルを外せばパーツが確認できます。

パーツを増設するゆとりはありますが、事前に設置スペースと電源容量を必ず確認しましょう。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのベンチマーク実測値

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。

3DMark ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの3DMarkスコア

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルの3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は5,913でした。

  GPU CPU
Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル
(GeForce RTX 4070 Ti)
5,800 6,651
RTX 3090搭載モデル 18,956 12,696
GALLERIA ZA7C-R37T
(GeForce RTX 3070 Ti)
14,504 15,584
GALLERIA RM5C-R36
(GeForce RTX 3060)
8,381 8,743

NVIDIAグラボを搭載した他機種とのスコア比較です。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルには、現在ではスペックの低い「GeForce GTX 1660 SUPER 6GB」が搭載されているので、グラフィックスコアは他モデルに比べ低いです。

CPUには低価格でコスパの良い「Ryzen 5 4500」が搭載されており、低いながらGPUスコアとCPUスコアのバランスがとても良い点が特徴的です。

数年前まではこのスコアでも15万円程度であったので、このスコアで10万円を切るのはコスパが良いと言えます。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルでは何ができるのか、具体的に見ていきましょう。

VRMark ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのVRMarkスコア

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのVRMarkでのベンチマーク計測結果は8,654でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルは、VRゲームもプレイ可能です。

ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのFF14ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルにてFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコア(DirectX 11)です。

計測条件は高品質(2560×1440)の仮想フルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

パフォーマンスを向上させるなら、画像品質を標準に下げることもできます。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルでは、FF14が問題なくプレイできるでしょう。

ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのFF15ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのFF15ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルにおける、FF15の解像度別ベンチマークスコアです。

計測条件は高品質と標準品質のボーダーレス設定です。

要求スペックの高いFF15のベンチマークソフトでは、最新ゲームへの対応やMODの導入に関する指針になります。

高品質ではやや快適と物足りない評価ですが、標準品質なら十分プレイが可能でしょう。

またこのスコアから、マインクラフトなど元のゲームの必要スペックが低いゲームにおいては、多少のMODを導入してもプレイすることができそうです。

ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのDQ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

4K解像度でもとても高いスコアが得られました。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたLightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルでは、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど) ベンチマーク

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのフレームレート
  低品質 普通 最高
APEX 327 212.8 98.6
Fortnite 322.1 209.3 96.5
Overwatch 2 330.5 215.3 100.1
Valorant 509.7 269.9 192.5
PUBG 277 177.5 78.0
COD:MWⅡ 250.8 159.4 68.0

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルに搭載されている「Ryzen 5 4500+GeForce GTX 1660 SUPER 6GB」のフレームレート平均値をFPSゲーム別にまとめた表です。

FPSゲームをプレイするために理想とされる、120fpsを下回る数値は赤くマーキングしています。

動作の軽いVallorantを除き、最高設定では120fpsを上回ります。

240fpsでプレイしたい場合は設定を落とすことで、すべてのゲームで実現可能です。

そもそもFPSゲームはグラフィックよりフレームレートを重視するべきで、ギリギリ120fps出せる4Kよりも、数値上240fps出せるフルHDの方が勝率は高くなります

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルでFPSゲームをプレイする場合は、フルHDの普通設定や低品質設定がおすすめです。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー総評

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデルのレビュー検証結果をまとめると以下の通りです。

足元設置での利便性が高いケースを採用
フルHDならジャンル問わず最新のPCゲームで困ることはない
4Kでのゲームプレイは難しい
 元ゲームのスペック次第で多少のMOD導入には対応できる

GPUの「GeForce GTX 1660 SUPER 6GB」、CPUの「Ryzen 5 4500」ともにスペックはそれほど高くないものの、コスパに優れた構成となっています。

カジュアルにPCゲームを遊びたい、子供用にゲームもできるパソコンが欲しい方におすすめの1台と言えるでしょう。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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