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VRゴーグルの比較一覧表|比較するとおすすめモデルがはっきりわかります

2018年3月8日

WindowsのVR本格導入により、様々なメーカーからVRゴーグルが発売されました。

たくさんの選択肢ができる事は価格競争も発生するので、ユーザーにはうれしい現象ですが、どう違って、どれを買えばいいのかわかりにくくもなります。

そこで、各メーカーから発売されたVRゴーグルの比較と、機能と価格から考えたおすすめのVRゴーグル紹介、VRゴーグルを購入する際の注意点を紹介します。

注意ポイント

VRゴーグル、ヘッドマウントディスプレイで検索すると山のように商品がヒットしますが、センサーが搭載されていない安物のVRゴーグルばかりです。

センサーのないVRゴーグルは、ゴーグル内に画面があるだけで視界が動かず、VR体験はできません。

本記事で紹介しているVRゴーグルは、全てセンサー搭載のVR体験が可能なVRゴーグルです。

Oculus Go
【Oculus Go レビュー】DMMのVR動画に完全対応しています

VRゴーグル性能比較一覧表

メーカー DELL acer FUJITSU Oculus Rift HTC VIVE HTC VIVEpro
解像度 2,880×1,440(単眼:1,440×1,440) 2160×1,200(単眼:1,080×1,200) 2,880×1,600(単眼:1,440×1,600)
視野角 110° 95° 90°or100°以上 110° 110° 110°
コントローラー 付属 付属 付属 付属 付属 付属
センサー ジャイロスコープ
加速度センサー
磁気センサー
ジャイロスコープ
加速度センサー
磁気センサー
近接センサー
ジャイロスコープ
加速度センサー
磁気センサー
トラックカメラ
ジャイロスコープ
加速度センサー
磁気センサー
SteamVRトラッキング
Gセンサー
ジャイロスコープ
近接センサー
SteamVRトラッキング
Gセンサー
ジャイロスコープ
近接センサー
IPDセンサー

※横にスライドできます。
※国内在庫の無い【hp】【Lenovo】製品は省略しています。

DELL、acer、FUJITSUはWIndowsMRの公式メーカーとして、OculusとHTCはVRゲーム用メーカーの先駆者としてそれぞれVRゴーグルをリリースしています。

比較表を見ると大きな差がないように見えますが、VRにおいて視野角5°の差、センサー1つの差は大きく性能に影響しますから、OculusやHTCのVRゴーグルはやはりVRゲーム向けとあって高性能です。

ただしWindowsMR参入メーカーのVRゴーグルも性能が低いわけではなく、比較表からわかる通りセンサー類もしっかり完備されていますし、DELL Visorにおいては視野角もゲーム用と同等。

価格は『WindowsMRメーカー>VRゲーム用』で、その差が3万円以上あることを考えると、WindowsMRメーカーのVRゴーグルの方がコスパが良いと言えます。

2019年6月現在最も安いのはFUJITSUのVRゴーグルですが、視野角が比較表の中で最も狭いため、VRゲームでは不自由に感じる事があります。

VR動画の視聴では全く問題がないでしょう。

 

VRゴーグルの性能比較 WindowsMRメーカー品でもVRゲームに対応

Comparison of windows mrOculusやHTCでない、WIndowsMR参入メーカーのVRゴーグルでも、steamで購入したVRゲームはプレイ可能です。

比較表を見て頂けるとわかるように、VRゲーム向けVRゴーグルの方が性能が良いものの、WindowsMR参入メーカーのVRゴーグルとの性能差は誤差の範囲内ですから当然と言えば当然。

最も高性能なHTC VIVE proは価格が¥162,880円 (税抜)とかなり高額ですから、なかなか手が出にくいでしょう。

価格を考えると多少性能が劣っていても、WindowsMR参入メーカーのVRゴーグルがおすすめと言わざるを得ません。

ただしVRゲームのプレイにはVR体験の没入感をアップさせてくれる視野角、細かな動作にもしっかり反応してくれるセンサーを重視するべきで、その2点を考慮すると性能的にはDELL Visoracer AH101のどちらかがおすすめとなります。

ちなみにPSVRは視野角が100°、センサーは「加速度センサー、ジャイロセンサー」の2つで、全く不自由なく遊べていますから、どれを選んでも大きな問題はないでしょう。

モーションコントローラーはどのVRゴーグルにも同じ物が付属しています。

以上のことから

以上3つのVRゴーグルがPCで使うのにおすすめです。

 

VRゴーグルの性能比較 おすすめVRゴーグルのレビュー

上でおすすめしたVRゴーグル3機種の購入者レビューを集めてみました。

Dell Visor の購入者レビュー

ナオ
ナオ
装着感は良い。メガネを掛けての装着も違和感なく使えました。 Halo: Recruitの為に買ったみたいなもんですがSteamでもMR対応増えてます。
ナオ
ナオ
追尾性能と画質の向上や位置トラッキングのお陰で、頭を動かしたときの没入感は初代Oculus Rift以上です。 また、初代Oculus Riftでは3D酔いで10分持ちませんでしたが、1時間遊んでも大丈夫でした。
ナオ
ナオ
調整機構がよくできていて丁度いいポジションがすぐに見つかりました。肌に触れる部分の感触や着用感は、よくできたヘッドホンのようで良好です。
ナオ
ナオ
VISERの装着感は、違和感なく重さもあまり感じません。 画質は、中央部分はフォーカスもシャープですが、周辺はフォーカスがあまい感じがします。 色的には、VIVEより浅い感じがしますが、個人的にはVIVIDな色より自然な色が好みなのでこれはこれで良いと思います。
PSVRと比較すると解像度的には勝っているはずなのに、ゴーグルの出来の違いからか、明らかに映像で見劣りする
ナオ
ナオ
特別欲しいソフトがなければもう少し待った方よい。 あと、接続に関してコントローラーは説明書があるので問題がありませんが、本体自体はないので気を付けてください。
ナオ
ナオ

レビューを見た限り、VR体験に関する感想は概ね良好なものが多かったです。

悪いレビューは少なかったですが、梱包などVR体験に無関係の内容やゲームパソコンが必要だと知らなかったというような内容を除けば、接続に関する説明書類が不足している点が目立ちました。

実際に使用する際にはネットで接続方法を確認して行う必要がありそうです。

VRのPCスペック
VRが快適にできるPCスペック(必要・推奨動作環境)【最新】

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acer AH101 の購入者レビュー

日本エイサー
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ナオ
ナオ
上からヘッドホンをしても窮屈さは感じず逆にヘッドセットがしっかりするので良かったです。 色合いはすごく良いが視野が狭く感じます。 スマホ用のVRヘッドセットと比べれば臨場感は全く違い、人が近づいてくるとのけぞるほどリアルでした。
ナオ
ナオ
本体の要素としては軽くて、安くて、設置が簡単。装着感でもVIVE<oculus<<<プレステVR<AH101CV。さっと被って、さっと脱ぐ、被って居ても疲れないこう言う事は大事な要素で本製品が今の所一番。
ナオ
ナオ
Mixed Reality と言っているので、HoloLensのように実空間にホログラム的なオブジェクトが現れる感じがしますが、今のところ完全にコンピュータで作られた空間の中で2Dなアプリケーションの窓を配置でき、3D的なコンテンツはコンピュータ空間に浮かぶホログラムのような感じでした。
IPDの物理調節ができない。 Windowsの設定からソフト調整はできるようですが、瞳の距離調整だけです。 自分のは左目は良いのですが右目側がずれて視力が悪くなったようにぼやけて見えます。
ナオ
ナオ
外部カメラが無い点が、Oculus や Vive に比べて良いです。 ただし、瞳距離が調節できません。 自分は頭が割りと大きい方なので、広めに調節したいのですができません。 このせいで、どうしても綺麗に見えず、光の帯が見えてしまいます。
ナオ
ナオ

AcerのVRゴーグルもレビューは良好で、バッドレビューの多くは初期設定に関するものでした。

その中で1点気になるのは、瞳距離の調整ができないので人によってフィットする位置で使用できない場合がある事です。

頭が人より大きめだなと自覚がある方は避けた方が良いでしょう。

Fujitsu FMVHDS1 の購入者レビュー

ナオ
ナオ
初のVR MRゴーグルなので、他社と比較出来ませんが、VRカノジョやSkyrim VRを試しました! ハイスペックのVRゴーグルよりは没入感が得られないとのことらしいですが、私的にはそんなことはなく、とても感動を覚えました!
ナオ
ナオ
なぜかこの富士通製のWinMRはここ最近ぶっちぎりで安くなってます。このレビューを書いた時点で3万円前後。結構楽しんでいる私の満足度を考慮せず公平に評価すれば、星3~4ってところだと思います。 しかし今の値段が値段なので星5です。
ナオ
ナオ
PC用のVRゴーグルは値段が高いので手が出ずにいましたが、最近やっと値段が下がっていたので購入。造りが安いのでピントが合う範囲も狭いし格子も見えるしで、画質は正直あまり良くはありませんがそれでもスマホのゴーグルに比べたら段違いで別世界に入れるので、買って良かったと思える製品です。
私の場合は使用しているとすぐに酔ってしまうのであまり長時間遊べず、価格の割に使用時間が少ないという状態になってしまっています。 立体感があり、自分の手の位置に合わせてゲーム内の手の位置が動いたりするのは面白いのですが、使用していくうちにVRゴーグルではなく通常のモニターでプレイしたくなってしまい、通常のモニターならば酔わないし快適なのに・・・と思ってしまっていたりしています。
ナオ
ナオ

最も安いことを踏まえ、購入者のレビューは概ね満足度が高いです。

SteamでのVRゲームもしっかりプレイ報告がありますから、安さを考慮すると2019年6月現在では一番のおすすめVRゴーグルでしょう。

 

VRゴーグルの性能比較 まとめ

たくさん種類があるように見えるVRゴーグルですが、こうして一覧表にして比較してみると、何がどう違うのかよくわかります。

VRゴーグルの性能差は誤差ぐらいしかないので、表で比較しないと何が違うのかサッパリわかりませんね。

この記事で紹介したVRゴーグルならどれでもVR動画、VRゲームがプレイできますから、コスパを重視するならFujitsuのVRゴーグルがおすすめです。

購入者の中にも何名か勘違いされておられた方がいますが、VRゴーグルは単体で購入してもVR動画やVRゲームは遊べません。

PCを持っていないけど没入感のあるVR動画を視聴したい方は、本記事紹介のVRゴーグルではなく、Oclus Goを購入しましょう。

Oculus Go
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PCのVRゲームをプレイしたい方はゲーミングPCが必要になりますから、以下の記事を参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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