「自分のライフスタイルに、ゲーミングPCのような高い性能のPCはいらないんじゃないのか?」
この記事では、こんな悩みが解決できます。
- こんな人はゲーミングPCを買う必要がない、いらない
- その人たちにゲーミングPCがいらない理由
- 今後更にゲーミングPCはいらない時代へ
ここではこの3点についてお話します。
最初の2点はゲーミングPCを長年使用してわかったことを、3点目は最近公式発表されたAppleとGoogleのサービスや、量子コンピュータの仕組みを根拠にしています。
こんな人に高価なゲーミングPCはいらない
- 注目しているPCゲームがPS4でも発売されている事が多い
- ゲーム自体あまりしないけど、高性能PC=ゲーミングPCのイメージがあるから買おうかなと考えている
こんな方々にはゲーミングPCはいらないでしょう。
なぜいらないのか具体的に解説していきます。
洋ゲーのビッグタイトルはPS4でも発売される
昔はPCだけで発売されるゲームもかなり多かったのですが、最近は人気タイトルはほぼPS4でも発売されています。
Fallout、Division、ウィッチャー、Cities:Skylineなど海外ゲームのビッグタイトルもPS4で発売されているものばかりです。
面白そうなPCゲームがPS4版も発売される事が多いという方は、ゲーミングPCはいらないです。
PS4を買った方が価格も安いですし、テレビでブルーレイも見られる、HuluやAmazonプライムなど動画サービスも利用できます。
ではなぜゲーミングPCでゲームする人がいるのか
これはMODの存在です。
PCゲームはオンラインゲームを除き、MODの使用が推奨されています。
※オンラインゲームではMOD使用=チートなので不可
MODとはゲームの改造ツールのことで、グラフィックを格段に上昇させたり、クエストやシステムも変化させたりできます。
MODは一部公式からも配信されていますが、ほとんどは一般ユーザーが趣味で作っており、無料で利用できるものばかりです。
キャラクターにコスプレをさせる、全裸にしてしまうなど公式ではできない改造も可能です。
Cities:Skylineのような街づくりゲームでは、著作権の問題で実在する施設はゲームに登場しません。
しかし利益目的でない無料MODなら問題がないので、日本や海外に実在するお店や施設を建造できるMODも存在します。
こうしたゲームの幅を無限に広げられるMODの存在が、ゲーミングPCでゲームをする理由です。
ゲーミングPC=グラフィック特化したPCなので、高性能PCを指すわけではない
ゲーミングPCとは、グラフィックボードを搭載したPCのこと。
このグラフィックボードを動作させるために、ある程度高性能なパーツが必要になっているため、結果的に高性能なPC=ゲーミングPCとなっています。
しかし、高いグラフィック性能が必要になる
- CADソフト
- お絵描きソフト
- CGソフト
- 高グラフィックゲーム
- 動画編集
のような作業を行わない方には、そもそも高いグラフィック性能がいらないため、ゲーミングPCはいらないです。
グラフィックボード非搭載の高性能PCを買うべきでしょう。
今後ゲーミングPCが更にいらない状況になる可能性
Appleが「Apple Arcade」を、Googleが「STADIA」というストリーミングゲームサービスを発表しました。
これらは簡単に言うと、「インターネット上のゲーミングPCにネットワーク接続してゲームをプレイするサービス」です。
このようにクラウドゲーミングPCにインターネット接続して、ゲームをストリーミングプレイするスタイルが主流になると、「インターネット回線さえあれば、スマホやPCのスペック問わず最新ゲームがプレイ可能」になっていきます。
安定したインターネット回線接続がないと遅延などの問題もありますし、まだまだ課題のあるサービスではあるものの、個人に高性能PCがいらない時代がくるかもしれません。
量子コンピューターという言葉を聞いた事があるでしょうか。
量子コンピューターも現段階では個人向けにするコスト調整が難しいこと、そもそも個人レベルで量子コンピューターの性能が必要になることが少ないこと。
これらの理由により、マイクロソフトやGoogleはクラウドによる量子コンピューター利用のサービス計画を進めています。
このように、今後は使い方を問わず個人レベルでPCの性能を上げていく時代が終わっていくかもしれませんね。