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GALLERIA GAMEMASTER GX70R7のレビュー

2019年3月20日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw

普段からeスポーツ大会と同じ環境でゲームプレイできたら、大会で有利だと思いませんか?

ガレリア GAMEMASTERは、JeSU(一般社団法人 日本eスポーツ連合)より初の認定ゲーミングPCとされ、JeSU主催の全ての大会で使用されているモデルです。

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常に大会と同じスペックのゲーミングPCでプレイする事で、マシンの特徴に合わせた立ち回りができるようになり、ゲームで勝ちやすくなるメリットがあります。

ここでは実際にeスポーツ大会で使用されているガレリア GAMEMASTERを使って

  • 家での使いやすさ(外観検証)
  • どこまでの事ができるか(ベンチマーク計測検証)
  • 総評

についてまとめていきます。

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ガレリア GAMEMASTER GX70R7 の外観・内部構造

ガレリア GAMEMASTER GX70R7の正面

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の全体
GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の正面

まず第一印象はすごく大きいこと。

ハイスペックゲーミングPCはどれも大きいのが特徴ですが、ガレリア GAMEMASTER GX70R7もなかなかの大きさで、なかなか場所をとる。

サイズは約 210(幅)×490(奥行き)×450(高さ)mm。

本体正面には

・USB3.0 ×4
・イヤホン/マイクジャック
・電源ボタン

他のハイスペックゲーミングPCと比べUSBポートが2つ多いが、SD/Microメモリーカード挿入口が無くなっている。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7にはメモリーカード挿入スロットそのものがないので、メモリーカードを読み込む場合は別途カードリーダーが必要になる。

また、デスクトップPCなのに光学ドライブがない。

ノートPCでは最近多いですが、デスクトップ型で光学ドライブ無しは珍しい。

一般用の機能よりゲーム用の機能を重視した構造なので、仕方ない部分とも言えますね。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7の側面

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の左側面
GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の右側面

ガレリア GAMEMASTER GX70R7は他のハイスペックゲーミングPCと比べ、排熱口が少ない。

計算された圧力冷却を採用しているからで、右側面や下部から吸気し後方へ排熱する仕組みになっている。

他のゲーミングPCにない特に目立つポイントとしては、左側面が強化ガラス構造になっている。

この強化ガラスパネルはワンタッチでパコンと付け外しが可能になっている。

側面を強化ガラスにする事で、中の状態が確認しやすく、ワンタッチで外せるので掃除もしやすい。

外から見てホコリが気になってきたらすぐ掃除できるのは嬉しいですね。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7の背面

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の背面全体
GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の背面上部
GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の背面下部

背面上部には

USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x2 USB3.1 Gen2 x2 (TypeA)

・USB2.0 x2
・USB3.1 Gen1 x2
・USB3.1 Gen2 x2 (TypeA)
・マウス/キーボード用ポート
・LANポート
・オーディオジャック

が付いている。

ここには画面出力ポートもあるが、使用しないようフタが付いている。

USBは2.0、3.1のGen1と2がある。

違いは転送スピードで、USB2.0(480Mbps)・USB3.1 Gen1(5Gbps)、USB3.1 Gen2(10Gbps)と結構違うので、データ移動をしたい場合はGen2を利用すると超早いです。

モニターへの出力は下部にあるグラフィックボードに行う。

・HDMI x1
・DisplayPort x3
・DVI-D x1

の計5つの出力ポートがあり、モニター1をHDMI接続、モニター2をDisplayport接続など複数同時接続する事で、デュアルモニターにもできる。

DVI-Dも接続できるので、HDMIがない古めのモニターへも出力できる。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7の内部構造

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 Reviw
ガレリア GAMEMASTER GX70R7の内部全体

ガレリア GAMEMASTER GX70R7では横フタを外さなくても中身が丸見えなのだが、外してみるとこんな感じ。

光学ドライブがないので、本体上部にストレージと電源ユニットが格納されている。

上でも紹介したように計算された圧力冷却を採用しているので、余計なものが一切なく、ストレージやドライブを拡張するスペースもない。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7のベンチマーク実測値

3DMarkの実測値

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 3DMark Bnech Score

最も有名なベンチマークソフト「3DMark」のTime Spyでのベンチマークスコアは8661。

スコアの目安としては、4K出力でゲームが遊べるPCのスコアが6733なので、3D性能は十分。

eスポーツ大会で使用されるゲーミングPCはもっと超高性能だと思っていたので、ちょっと意外なスコアでした。

以前紹介したガレリアZZ i9-9900Kの方がスコアが高かったので。

VRMarkの実測値

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 VRMark Bnech Score

VRMarkは、VRデバイスを持っていなくてもVRゲームがプレイできるかどうかスコアで判断できるベンチマークソフト。

スコアが5,000を上回っていればVRゲームが快適にプレイできる。

eスポーツ大会用ゲーミングPCでVRは想定してなさそうですが、1万超えのハイスコア。

VRゲームも問題なくプレイできますね。

ファイナルファンタジー14の実測値

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 FF14 Bnech Score

当然とも言えますが、FF14のベンチマークスコアは17000超えの非常に快適。

FF14はMMORPGながら、推奨スペックが結構高い。

カジュアルプレイならそこまでのスペックは必要ないのですが、高難易度ダンジョンやボスでは一瞬の判断遅れが全滅に繋がるので、eスポーツで使用されているゲーミングPCを用意しておいても良いんじゃないかと思えるほど。

ただし、コスパを考えると良いとは言えず、もっと低い環境でも十分快適にプレイできるので、FF14用に買うなら半額ほどで買えるガレリアXV(ベンチスコア19700)の方がおすすめですね。

ファイナルファンタジー15の実測値

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 FF15 Bnech Score

今更PCでFF15をプレイする方はいなさそうですが、FF15は最高画質で遊ぶための要求スペックが高すぎてネタにされるほどのゲームで、そんなゲームだからこそベンチマークでどこまでのスコアが出るかが参考になる。

高品質設定でのベンチマークスコアは9155で、3DMarkでガレリア GAMEMASTER GX70R7のスコアを上回っていたガレリアZZ i9-9900Kより高いスコア。

パーツの構成によって最適な環境は変わってくるので、このベンチマークスコアから「やっぱりeスポーツ用のゲーミングPCは違うな」と実感させられた。

ドラゴンクエスト10の実測値

GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 DQ10 Bnech Score

ドラクエ10は要求スペックがかなり低く、実はゲーミングPCでなくても遊べる。

なので当然のスコアだし、計測する意味があるかも微妙だが一応。

ドラクエ10だけをプレイするなら、レグルスAR5-Q(6万円の通常デスクトップPC)でも十分で、レグルスAR5-Qでも最高品質で「とても快適」の評価を得られる。

ガレリア GAMEMASTER GX70R7の総評

eスポーツ大会の場で使われるゲーミングPCは初めて実物を見ましたが、ガレリア GAMEMASTER GX70R7は「全てにおいてゲームをすることに振り切ったゲーミングPC」でした。

ゲームプレイ面では完璧なのですが、光学ドライブやメモリーカードスロットが無かったり一般的な使用ではネックになる部分もいくつかあったので、使う人を選ぶゲーミングPCという印象です。

  • eスポーツ大会にどんどん参加したい
  • 大会で結果を残してプロを目指したい
  • Youtubeなど動画配信で自分のスキルを見せつけていきたい

こんな方には間違いないゲーミングPCですし、これ以上のマシンはありませんから、絶対におすすめです。

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ナオ

ゲーミングPC情報サイト「naolog」の管理人です。学生時代から自作ゲーミングPCを趣味にし、初めてプレイしたオンラインゲームは"ウルティマオンライン"です。MODを導入して"Cities: Skylines"や"スカイリム"など遊んでいます。最近"Starfield"も始めました。アイコンは手持ちのゲーミングPCを利用してAIにて作成したもので、残念ながら管理人の外見とは関係ありません。

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