GALLERIA UL7C-AA3 / ドスパラ
CPU:Core i7-12700H
GPU:Arc A550M
メモリ:16GB DDR5 SO-DIMM
ストレージ:512GB NVMe Gen4
液晶:15.6インチ 144Hz
重さ:約2.0kg
価格(税込):¥159,980円
48回まで分割手数料無料!!
こんな方におすすめ
・普段使いをしながら少しゲームを遊びたい
・カジュアルに色々なPCゲームを遊びたい
・FF14などオンラインゲームを快適に遊びたい
・こどものプログラミング教育に使いたい
・こどもにマインクラフトを遊ばせたい
GALLERIA UL7C-AA3の実機を使って、レビューをしていきます。
GALLERIA UL7C-AA3は「Core i7-12700H」を搭載したハイエンドノートPCで、グラフィックには「Arc A550M」を採用しています。
ディスプレイは15.6型の144fpsで、薄型軽量も実現しています。
このレビューでは、GALLERIA UL7C-AA3の外観検証やベンチマーク計測を行い、実際にはどの程度のゲーミング性能があるのかを検証していきます。
GALLERIA UL7C-AA3の外観構造
GALLERIA UL7C-AA3の外観特徴
- ディスプレイサイズは15.6インチ(144Hz)
- 最薄部わずか22mmの極薄ボディ
- 重量約2.0kgの軽量設計
- Wi-Fi 6 AX201NGWを搭載し、高速無線通信が可能
- Thunderbolt4を搭載
ディスプレイはオーソドックスな15.6インチサイズのノングレア(⾮光沢 フルHD液晶 1920×1080ドット表示)です。
リフレッシュレート144Hzに対応しているので、ゲームでも滑らかな描写が可能です。
HDMI2.1やThunderbolt4でのモニターへの映像出力によって、自宅では大型モニターに出力して、疑似デスクトップとしても使用できます。
超高速なWi-Fi 6 AX201NGWを備えているため、無線接続でのオンラインゲームのプレイも快適です。
Bluetooth 5.2を標準搭載しているので、コントローラーなどのデバイスの無線接続も簡単です。
天板・キーボード
本体サイズは「358.3(幅) × 235(奥行き) × 22.3(高さ) mm」
重さはバッテリー込みで約2.00kgです。
光学ドライブは非搭載なので、必要な場合は外付け光学ドライブ(2000円程度)を用意しておくと良いでしょう。
キーボードは光学式スイッチを採用しており、軽いながらしっかりとした打鍵感になっています。
キーボードのバックライトは自由に設定可能なRGB LEDなので、好みに合わせてカスタマイズ可能です。
側面・入出力ポート
GALLERIA UL7C-AA3の左側面には以下のポートが搭載されています。
- セキュリティスロット
- 有線LANポート
- USB3.2 Gen1 Type-A ×2
- 音声出力/マイク入力ジャック
GALLERIA UL7C-AA3の右側面には以下のポートが搭載されています。
- Thunderbolt4
- USB3.2 Gen1 Type-A
- HDMI2.1
- 電源
GALLERIA UL7C-AA3のUSBポートは計3つと少ないので、USBポートを拡張できるハブなどを活用すると便利です。
背面・底面
GALLERIA UL7C-AA3の背面にはポートが一切ありません。
従来モデルでは背面に電源や出力ポートが搭載されていましたが、このモデルはそれらがすべて側面に移動しています。
GALLERIA UL7C-AA3の背面には排熱口が備えられています。
通常のゲーミングノートPCでは、背面全体がメッシュ状になっていることが多いですが、このモデルでは限られたスペースのみが排熱口になっています。
使用する際はここを塞いでしまわないように注意が必要です。
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GALLERIA UL7C-AA3のベンチマーク実測値
GALLERIA UL7C-AA3を様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。
- 3DMARK:グラフィック性能計測
- VRMARK:VR性能計測
- PCMARK:PCの総合性能
- FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
- FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
- DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか
更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。
3DMark ベンチマーク
GALLERIA UL7C-AA3の3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は4,859でした。
GPU | CPU | |
---|---|---|
GALLERIA UL7C-AA3 (GeForce RTX 3070 Ti) |
4,393 | 12,212 |
GALLERIA XL7C-R36H (GeForce RTX 3060) |
7,710 | 7,031 |
GALLERIA RL5C-R35T (GeForce RTX 3050 Ti) |
5,443 | 6,659 |
GALLERIA RL5C-G50 (GeForce GTX 1650) |
3,617 | 6,455 |
NVIDIAグラボを搭載した他機種とのスコア比較です。
GALLERIA UL7C-AA3に搭載されている「Arc A550M」は2022年より徐々に増えてきたインテル製のグラフィックスカードで、まだそれほど馴染みがありません。
3DMarkでスコアを計測したところ、RTX3050Tiには及ばないものの、近いグラフィック性能であることがわかります。
更にGALLERIA UL7C-AA3には高性能なCPUが搭載されていますから、PCゲームも快適に動作することが期待されます。
GALLERIA UL7C-AA3で何ができるのか、更に具体的に見ていきましょう。
VRMark ベンチマーク
GALLERIA UL7C-AA3のVRMarkでのベンチマーク計測結果は6,772でした。
VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。
VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。
GALLERIA UL7C-AA3は6,772ですので一応VRゲームがプレイ可能ではありますが、かなりギリギリなのでゲームによって動作が重くなる可能性があります。
ファイナルファンタジー14 ベンチマーク
GALLERIA UL7C-AA3でのFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコア(DirectX 11)です。
計測条件はフルHD(1920×1080)の仮想フルスクリーンモードで、高品質です。
「とても快適」の評価が得られているので、GALLERIA UL7C-AA3ではFF14を問題なくプレイできます。
FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。
GALLERIA UL7C-AA3のベンチマーク結果であれば、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。
ファイナルファンタジー15 ベンチマーク
GALLERIA UL7C-AA3における、FF15のベンチマークスコアです。
残念ながら動作が重いことで有名なFF15においては、軽量品質でも「やや快適」の評価に留まっています。
やはり高性能なグラフィックボードを搭載しているわけではないので、最新の高グラフィックゲームをプレイするのはやや厳しいかもしれません。
マインクラフトなど子供にプレイさせるゲームであれば、MODを多少導入しても問題なく動作するでしょう。
ドラゴンクエスト10 ベンチマーク
ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。
ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたGALLERIA UL7C-AA3では、当然最高品質で快適にプレイができます。
混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。
FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど) ベンチマーク
低品質 | 普通 | 最高品質 | |
---|---|---|---|
APEX | 180 | 110 | 45 |
Fortnite | 173.2 | 120.1 | 44.3 |
Valorant | 303.2 | 204.8 | 100.1 |
PUBG | 144.6 | 88 | 45.2 |
COD:BOCW | 168.2 | 100.9 | 43.4 |
GALLERIA UL7C-AA3のフレームレート平均値をFPSゲーム別にまとめた表で、すべてフルHD画質です。
適切でないフレームレートしか出ない設定は赤くマーキングしています。
トップを求めるなら120fpsが必要ですが、カジュアル向けのゲーミングノートPCなら60fps以上で十分でしょう。
またGALLERIA UL7C-AA3はディスプレイが144Hzに対応なので、145fps以上は意味がありません。
以上のことからGALLERIA UL7C-AA3でFPSゲームをプレイする最適な設定は「普通設定」です。
フレームレートをギリギリまで高めるなら低品質設定に下げ、画質に違和感がないか試してみるのが良いでしょう。
GALLERIA UL7C-AA3のレビューまとめ
GALLERIA UL7C-AA3のレビュー検証結果をまとめると以下の通りです。
✔ 15.6インチ144Hz液晶を搭載したカジュアル向けモデル
✔ 軽量薄型で学生や社会人にもおすすめ
✔ 最新の高グラフィックゲームは厳しい
✔ MMOやカジュアルゲームではスペック十分
✔ USBポートをたくさん使う方には少し不便な面もある
高性能なCPUとインテルのグラフィックスカードを搭載したカジュアルモデルで、子供向けや普段使いに多少のゲームをしたい方におすすめのモデルと言えるでしょう。
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