GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルのレビューをしていきます。
GALLERIA UL7C-R36はGeForce RTX3060搭載のゲーミングノートPCです。
ここではGALLERIA UL7C-R36のゲーミング性能を検証し、GeForce RTX3060のノートPC搭載時の性能を見ていきます。
レビュー項目
- 外観：サイズ、入出力ポート、排気口の位置など
- スペック検証：ベンチマークソフトによる検証
- 総評：性能、価格からコスパの良さ、おすすめ度を決定
GALLERIA UL7C-R36【ドスパラ】
OS：Windows 10 Home 64bit
CPU：Core i7-11800H
GPU：GeForce RTX 3060
メモリ：16GB DDR4
ストレージ： 500GB NVMe SSD
ディスプレイ：15.6インチ 240Hz
重さ：約1.96kg
価格(税込)：¥199,980円
分割払い(税込)：¥4,200円(48回)
GALLERIA UL7C-R36の外観・内部構造
GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルの外観・内部構造の特徴は以下の4点です。
- ディスプレイサイズは15.6インチ（240Hz）
- 最薄部わずか21.6mmの極薄ボディ
- 重量約1.96kgの軽量設計
- Wi-Fi 6 AX201NGWを搭載し、高速無線通信が可能
GALLERIA UL7C-R36のディスプレイはリフレッシュレート240Hz対応なので、高リフレッシュレートがほしいFPSゲームにもしっかり対応していけます。
有線でのインターネット接続も可能ですが、超高速なWi-Fi 6 AX200を備えているため、無線接続でオンラインゲームのプレイも快適です。
軽量薄型で持ち運びもしやすく、仕事や学校での利用と高性能なゲーミングノートPCを兼ね備えたい場合に最適です。
天板・キーボード
本体サイズは「356（幅） × 234（奥行き） × 21.6（高さ) mm」
重さはバッテリー込みで約1.96kgです。
光学ドライブは非搭載なので、必要な場合は外付け光学ドライブ（2000円程度）を用意しておくと良いでしょう。
ディスプレイは一般的な15.6インチサイズのノングレア（非光沢）です。
15.6インチと自宅で使用するにはやや小さく感じますが、HDMI2.0による出力機能が搭載されているので、「自宅では大型モニターに出力して疑似デスクトップとして使用」も可能です。
本体の液晶モニターもリフレッシュレート240Hzに対応しているので、FPSやMMOはもちろん、高グラフィックゲームでも滑らかな描写が可能です。
キーボードにはシングルRGB対応日本語配列が採用されており、RGB-LEDバックライトを搭載しています。
RGB-LEDライトはオンオフの切り替えが可能です。
最新の光学式スイッチを採用しているので、メカニカルと同等の打鍵感と耐久力を備えています。
側面・入出力ポート
GALLERIA UL7C-R36の左側面には以下のポートが搭載されています。
- ケンジントンロック
- USB 3.2 (Gen2) Type A
- 音声出力/マイク入力ジャック
GALLERIA UL7C-R36は入力系ポートが側面に、出力ポートは背面に搭載されています。
GALLERIA UL7C-R36の右側面には以下のポートが搭載されています。
- SDカードリーダー
- USB 3.2 Gen2 Type-A ×2
SDカードリーダーが標準搭載されているので、デジカメやビデオカメラで撮影したデータを取り込む際に便利です。
USBポートは左右合計3つですから、外付デバイスを接続するには十分でしょう。
背面・底面
GALLERIA UL7C-R36の背面には以下のポートが配置されています。
- Thunderbolt 4 / USB4 Type C (DP1.4 対応 / PD 非対応)
- HDMI2.0 Type A
- 有線LANポート
- 電源
GALLERIA UL7C-R36は主に出力系ポートを背面に配置しているので、疑似デスクトップとして使用する際にも配線が邪魔になりにくいです。
GALLERIA UL7C-R36の裏面は全体的に排熱口が備えられています。
ノートPCは排熱口を備える面が少なく、裏面が全体的に排熱構造になっている事が多いです。
そのため、布団の上や絨毯の上など排熱口を塞いで使用すると熱暴走に繋がります。
テーブルの上では背面が少し底上げされる形で排熱処理をするので、裏面を塞がないようにして使用しましょう。
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GALLERIA UL7C-R36のベンチマーク実測値
GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。
- 3DMARK：グラフィック性能計測
- VRMARK：VR性能計測
- FF14：FF14がどんな環境で動作できるか
- FF15：高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
- DQ10：要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか
更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。
3DMark ベンチマーク
GALLERIA UL7C-R36の3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は7,779でした。
| グラフィックスコア | CPUスコア | |
|---|---|---|
| GALLERIA UL7C-R36 (GeForce RTX 3060) | 7,779 | 8,718 |
| GALLERIA RL5C-R35T (GeForce RTX 3050Ti) | 5,443 | 6,659 |
| GALLERIA RL5R-G50T (GeForce GTX 31650 Ti) | 3,817 | 6,734 |
| GALLERIA GCR2080RNF-E (GeForce RTX 2080) | 9,001 | 6,144 |
| GALLERIA GCR2070RGF-QC (GeForce RTX 2070 Max-Q) | 6,873 | 6,648 |
他機種とのスコア比較です。
GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルはGeForce RTX 3060を搭載していて、3DMarkでのグラフィックスコアはRTX2070Max-Qに勝ります。
前世代の最高峰であるRTX2080には及ばないものの、それほど大きな性能差はなく、価格を考えればコスパはGALLERIA UL7C-R36の方が良いです。
またCPUスコアはGALLERIA UL7C-R36の方が優れるので、CPU・グラフィックともに高性能であることがわかります。
GALLERIA UL7C-R36の3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。
グラフからはGALLERIA UL7C-R36の性能は、最新のミドルスペックゲーミングPCに近い性能を備えていることがわかります。
GALLERIA UL7C-R36で何ができるのか具体的に見ていきましょう。
VRMark ベンチマーク
GALLERIA UL7C-R36のVRMarkでのベンチマーク計測結果は10,027でした。
VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。
VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。
GALLERIA UL7C-R36はゆとりを持って5000を上回るスコアを出しているので、VRゲームもプレイできる事がわかります。
ファイナルファンタジー14 ベンチマーク
GALLERIA UL7C-R36にてFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコアは18,037で非常に快適でした。
計測条件はフルHD（1920×1080）のDirectx11、最高品質設定の仮想フルスクリーンモードです。
FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。
18,037は高いスコアなので、一瞬の判断が必要な高難易度コンテンツもガンガン攻略していけるはずです。
ファイナルファンタジー15 ベンチマーク
GALLERIA UL7C-R36における、FF15の解像度別ベンチマークスコアです。
計測条件はボーダーレス表示でのフルHD（1920×1080）の高品質設定です。
FF15はとても重いゲームなので、最新の高グラフィックゲームをプレイする指針としてこのベンチマークが利用できます。
FF15ほど重いゲームでも、フルHDの高品質設定で十分快適にプレイできます。
この結果から高グラフィックの最新ゲームも快適にプレイできると考えられます。
ドラゴンクエスト10 ベンチマーク
ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。
ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたGALLERIA UL7C-R36では、当然最高品質で快適にプレイができます。
混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。
FPSゲーム（APEX・フォートナイトなど）
GALLERIA UL7C-R36に搭載されている、GeForce RTX 3060のFPSゲームタイトル別アベレージフレームレートの目安です。
フルHD（1920×1080）におけるUltra（最高設定）とMedium（普通設定）での平均数値です。
Valorantのような要求スペックの低いFPSゲームでは最高設定でも200fps以上を確保できます。
しかしPUBGやAPEXなど多くの人気FPSゲームでは最高設定では100fps程度のため、せっかくの240fpsディスプレイが活かせません。
GALLERIA UL7C-R36は240fpsの液晶ディスプレイが特徴なので、平均200fps以上が出せる普通設定でのプレイがおすすめです。
GALLERIA UL7C-R36のレビュー総評
GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルの実機レビューを行いました。
GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルは軽量で薄型の持ち運べるノートパソコンですが、240fps対応の液晶ディスプレイを搭載するなどFPSゲームが快適にプレイできるモデルです。
MMOやPRGゲームでは240fpsも必要ありませんから、144Hzの液晶ディスプレイでも十分かもしれません。
以上のことから、GALLERIA UL7C-R36 新生活応援モデルは「学校や仕事など持ち運ぶ機会があり、FPSゲームを主にプレイする方におすすめの1台」と言えます。
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