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ゲーミングPCでブレーカーが落ちないか心配!確実に確認する方法

2019年4月29日

Electrical breaker

「ゲーミングPCは消費電力が大きいから、自宅のブレーカーが落ちないか心配!ゲーミングPCを買う前に、使ってもブレーカーが落ちない確証が欲しい!」

この記事では、こんな要望にお答えします。

ゲーミングPCの消費電力は超ハイスペックマシンで750Wほどです。

ロースペックなら400W、ミドルスペックなら700Wが主流です。

一般的な賃貸物件では15~20A(1500~2000W)が使用電力の上限ですが、ゲーミングPCを使うのは現実的なのでしょうか。

自宅のブレーカーで、ゲーミングPCを使ってもブレーカーが落ちないか確認する方法

について解説します。

関連記事:ゲーミングPCの電気代はどれぐらいか|消費電力とワット数

ブレーカーから自宅の上限電源と、ゲーミングPCの消費電力を考える

まずはご自宅のブレーカーを確認してみてください。

一般家庭のブレーカーであれば、一軒家・賃貸どちらの場合も上の画像と似た構造になっているはずです。

Electrical breaker

ブレーカーは左の大きい部分が「契約ブレーカー」、右のいくつかある部分が「安全ブレーカー」という構造になっています。

まずあなたの家で使える電力の上限は「契約ブレーカー」に記載のある数字、上の画像で言えば30A(=3000W)が上限です。

次に「安全ブレーカー」に注目してみると、上画像では20という数字が打刻されていますね。

これは、同じエリア(部屋)で同時に使える電気量の上限は20A(=2000W)という意味です。

ブレーカーが落ちた時に、電気が消える部屋と点いたままの部屋がありますよね?あれがエリア分けです。

上の画像で安全ブレーカーは複数あり、それぞれ20と打刻されていますが、全ての部屋で20A使えるわけではありません。

あくまであなたの家の電力上限は30Aであり、かつ各エリア(部屋)の上限が20Aということですから、部屋①で20A使用中に部屋②で11A以上使用すると、契約ブレーカーが落ちます。

このように、まずあなたの家の「契約ブレーカー」で家全体の電力上限を確認します。

次に「安全ブレーカー」で各エリアの電力上限を確認してください。

そして家全体で使う電化製品、各エリアで使う電化製品から、ゲーミングPCを追加してもブレーカーは落ちないか割り出すことができます。

ゲーミングPCの消費電力は、この記事の冒頭で超ハイスペックマシンで750Wと解説しました。

750Wというのはあくまで最大消費電力であり、アイドリング時は40%程度、高負荷時で70%程度と考えておけばOKです。

 

ゲーミングPCでブレーカーを落とさないために

家の中を見渡すと、常時使う電化製品とそうでない電化製品があるはずです。

電化製品の消費電力の目安
アイロン14A
洗濯乾燥機14A
電子レンジ13A
エアコン12A
浴室乾燥機12A
電気ポッド12A
掃除機12A
ドライヤー12A
電気カーペット8A
こたつ6A
テレビ2A

一般的な電化製品の消費電力はこのようになっています。(※機種やメーカーによって異なるので、あくまで目安)

ゲーミングPC関係なく、どのみち同時に使うのは無理ですから、アイロンやドライヤーなどと一緒に使わないなど配慮すれば、ゲーミングPCも問題なく使用できるでしょう。

また、どう考えても安全ブレーカーではなく、契約ブレーカーの最大電量が足りない場合は、契約電力を上げるという方法もあります。

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ナオ

ゲーミングPC情報サイト「naolog」の管理人です。学生時代から自作ゲーミングPCを趣味にし、初めてプレイしたオンラインゲームは"ウルティマオンライン"です。MODを導入して"Cities: Skylines"や"スカイリム"、スポーツゲームなどで遊んでいます。アイコンは手持ちのゲーミングPCを利用してAIにて作成したもので、残念ながら管理人の外見とは関係ありません。

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