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GALLERIA ZA7C-R37Tのレビュー | RTX3070Ti搭載の高性能良コスパモデル

2022年7月14日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

GALLERIA ZA7C-R37Tのレビューをしていきます。

GALLERIA ZA7C-R37Tは「Core i7-12700K」と「GeForce RTX 3070 Ti」を搭載した、コスパに優れたハイエンドゲーミングPCです。

ここではGALLERIA ZA7C-R37Tにどの程度のゲーミング性能があるのかを検証していきます。

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GALLERIA ZA7C-R37Tの外観構造

GALLERIA XL7C-R36H

GALLERIA ZA7C-R37Tの外観特徴

  • 足元置き推奨のフルタワー
  • 10箇所のUSBポート(前面4/背面6)
  • 光学ドライブなし
  • Wi-Fiなし
  • Bluetoothなし

GALLERIA ZA7C-R37Tはフルタワーで、ケースサイズは「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm」と大きめです。
デスク上に設置すると圧迫感があるので、PCラックやスタンドを利用して足元設置がおすすめです。

USBポートは10箇所備えられていて、前面はすべてUSB3.2です。
前面のUSBポートは足元設置した際にちょうど使用しやすい上部に設定されています。

光学ドライブ・Wi-Fi・Bluetoothは搭載されていません。
光学ドライブは注文時のカスタマイズでDVDやBlu-rayの光学ドライブを増設できます。
Wi-FiやBluetoothについても、カスタマイズで増設可能です。

正面・上部構造と入出力ポート

GALLERIA XL7C-R36H

デスク上に設置すると圧迫感があるので、PCラックやスタンドを利用して足元設置すると便利です。

PC本体上部はすべて排気口になっているので、モノを置いて塞がないようにしましょう。

光学ドライブをカスタマイズにて増設すると、GALLERIAロゴ上部の四角い部分に追加されます。

GALLERIA XL7C-R36H

前面上部には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.2 Gen1 Type-A x 4
  • イヤホン
  • マイク

前面上部のUSBポートは4つあるので、頻繁に抜き差しするスマホや、マウス・キーボード・ゲームパッドのレシーバーを取り付けても良いでしょう。

正面上部に入出力ポートが集約されているので、PCを床置きした場合でも座りながらの抜き差しがしやすいです。

背面構造と入出力ポート

GALLERIA XL7C-R36H

GALLERIA ZA7C-R37Tの背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。
ケース本体側面は両側とも排気口が設置されているので、側面も壁から離して設置する必要があります。

サイドパネルを外す際のネジは本体背面にあります。

GALLERIA XL7C-R36H

GALLERIA ZA7C-R37Tの背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB 2.0 ×2
  • USB 3.2 GEN1 ×2
  • USB 3.2 GEN2 Type-A ×1
  • USB 3.2 GEN2x2 Type-C ×1
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力(光デジタル出力有)
  • マウス/キーボード用接続ポート

USBポート付近にHDMIポートがありますが、使用不可シールで塞がれています。
GALLERIA ZA7C-R37Tではグラフィックボードからモニター出力するため使いません。

ここに接続してしまい、モニターが表示されないトラブルもよくありますので注意しましょう。
モニター出力は下方にあるグラフィックボードに接続する必要があります。

  • HDMI ×1
  • Displayport ×3

同時に接続(DisplayportとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。
Displayportの方が出力性能が高いです。

ケース内部構造

GALLERIA XL7C-R36H

GALLERIA ZA7C-R37Tのサイドパネルを外した内部構造です。
オーソドックスなタワーケースなので、左側面のサイドパネルを外せばパーツが確認できます。
電源ユニットは右側面のパネルを外すと確認できます。

後からカスタマイズする際は事前にパーツの設置スペースと電源容量を確認しましょう。

GALLERIA ZA7C-R37Tのベンチマーク実測値

GALLERIA ZA7C-R37Tを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。

3DMark ベンチマーク

GALLERIA XL7C-R36Hの3DMarkスコア

GALLERIA ZA7C-R37Tの3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は14,656でした。

  GPU CPU
GALLERIA ZA7C-R37T
(GeForce RTX 3070 Ti)
14,504 15,584
GALLERIA ZA9C-R39
(GeForce RTX 3090)
18,956 12,696
GALLERIA XA7C-R38
(GeForce RTX 3080)
14,901 8,880
GALLERIA XA7C-R37
(GeForce RTX 3070)
12,701 11,601
GALLERIA RM5C-R36T
(GeForce RTX 3060 Ti)
10,372 7,749
GALLERIA RM5R-R36
(GeForce RTX 3060)
8,277 6,940

NVIDIAグラボを搭載した他機種とのスコア比較です。

GALLERIA ZA7C-R37Tに搭載された「GeForce RTX 3070 Ti」のグラフィック性能は「GeForce RTX 3080」に匹敵するものです。

搭載CPUの「Core i7-12700K」はとても性能が高く、旧世代のCPUが搭載された他モデルを大きく凌駕します。

それでいて価格は低下しているので、コスパの大幅な向上がよくわかります。

GALLERIA ZA7C-R37Tでは何ができるのか、具体的に見ていきましょう。

VRMark ベンチマーク

GALLERIA XL7C-R36HのVRMarkスコア

GALLERIA ZA7C-R37TのVRMarkでのベンチマーク計測結果は17,439でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

GALLERIA ZA7C-R37Tは17,439ですので、VRゲームもプレイ可能です。

ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

GALLERIA XL7C-R36HのFF14ベンチマーク

GALLERIA ZA7C-R37TにてFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコア(DirectX 11)です。

計測条件は4K(3840×2160)の最高品質設定でフルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

GALLERIA ZA7C-R37Tでは、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

GALLERIA XL7C-R36HのFF15ベンチマーク
フルHD
GALLERIA XL7C-R36HのFF15ベンチマーク
WQHD
GALLERIA XL7C-R36HのFF15ベンチマーク
4K

GALLERIA ZA7C-R37Tにおける、FF15の解像度別ベンチマークスコアです。

計測条件はすべて高品質のボーダーレス設定です。

フルHDやWQHDだけでなく、4Kでも快適の評価が得られています。

ただし4K画質でMODを入れると動作が重くなり、カクつく可能性があります。
MODを導入するなら、フルHDやWQHD画質で様子を見ながら導入していく必要がありそうです。

FF15のベンチマークでこのスコアが得られるなら、最新ゲームもWQHDや4Kで快適にプレイすることができますし、MODへの対応も十分可能であると言えます。

ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

GALLERIA ZA7C-R37TのDQ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

4K解像度でもとても高いスコアが得られました。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたGALLERIA ZA7C-R37Tでは、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど) ベンチマーク

GALLERIA ZA7C-R37Tのフレームレート
  フルHD WQHD 4K
  低品質 普通 最高 低品質 普通 最高 低品質 普通 最高
APEX 541.6 377.1 212.5 445.6 300.8 155.9 324.7 211.2 97.6
Fortnite 532.7 369.8 206.8 394 261.7 129.4 270 172.7 75.3
Valorant 753.8 570.1 386.4 671 489.6 308.2 639 460.5 282
PUBG 468.2 318.3 168.3 382.6 253.3 123.9 270 172.7 75.3
COD:BOCW 437.2 294.3 151.4 365 240.3 115.6 244.6 155.1 65.7

GALLERIA ZA7C-R37Tに搭載されている「Core i7-12700K+GeForce RTX 3070 Ti」のフレームレート平均値をFPSゲーム別にまとめた表です。

FPSゲームをプレイするために理想とされる、120fpsを下回る数値は赤くマーキングしています。

動作の軽いValorantを除き、どの画質でプレイする場合でも設定は「普通以下」とした方が良さそうです。

そもそもFPSゲームはグラフィックよりフレームレートを重視するべきで、ギリギリ120fps出せる4Kよりも、数値上240fps出せるフルHDの方が勝率は高くなります

GALLERIA ZA7C-R37TでFPSゲームをプレイする場合は、「WQHD以下の普通設定」が最も性能を活かし、勝率の高まるフレームレートを維持できるでしょう。

GALLERIA ZA7C-R37Tのレビュー総評

GALLERIA ZA7C-R37Tのレビュー検証結果をまとめると以下の通りです。

足元設置での利便性が高いケースを採用
ジャンル問わず最新のPCゲームで困ることはない
最新ゲームを4K画質でプレイ可能
高負荷MODを導入するならWQHD画質以下で

GPUの「GeForce RTX 3070 Ti」は性能がとても高く、「GeForce RTX 3080」に近い性能を備えています。

CPUに「Core i7-12700K」を採用しているので、CPU・GPUともに高いパフォーマンスを発揮しながらも、価格がとても抑えられたコスパの良い1台に仕上がっています。

最新ゲームを最高の環境でプレイしたい方におすすめのモデルと言えるでしょう。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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