中古ゲーミングPCは、おすすめではなくなりました。
これからゲーミングPCを購入する方は、中古ではなく新品を購入した方が『良いものが安く買える』という不思議な時代になっています。
なぜそんな状況になっているのか、ここでは中古ゲーミングPCがおすすめでなくなった理由を詳しく解説していきます。
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中古ゲーミングPCがおすすめでなくなった理由
グラボが進化の度に大幅コストダウンに成功している
ゲーミングPCの一番の特徴であるグラフィックボードは、進化により毎年性能を飛躍的にアップさせています。
その進化速度には驚くばかりですが、進化とともにコストも大幅に下げているのが特徴で、かつてハイクラスの新品のデスクトップゲーミングPCを購入するには30万円必要でしたが、今は15万円ほどと半額もあれば十分ハイクラスモデルが購入できます。
こうした新製品の価格低下により、新品のゲーミングPCとかつて高額だった中古PCの価格差が小さいという不思議な現象も起きています。（性能にもよります）
価格差が小さいのに、性能は世代が変わると倍以上の差がありますから、当然新しいモデルを購入した方が良いわけです。
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例えばこの記事で紹介しているゲーミングPCは、10万円を切る価格で購入できます。
中古ゲーミングPCもピンキリとはいえ、それなりの性能のマシンを購入するとなると6万円～7万円します。
価格差が1～2万円で完全な新品のゲーミングPCと、消耗度のわからない中古パーツで構成されたゲーミングPCでは比較するまでもないでしょう。
各BTOメーカーが新品販売を促進している
各BTOメーカーでは、『分割金利無料キャンペーン』がとても頻繁に開催されています。
一括購入するお金がなくても、月々¥3,000～¥5,000円と無理のない支払いで最新ゲーミングPCが購入できるキャンペーンで、これにはクレジットカードが不要です。
クレジットカードが不要ということは、学生でもこのキャンペーンを利用できるので、とても人気です。
分割金利は無料ですから、当然分割払い時でも一括購入と総支払い額は同じで、損がありません。
そしてこのキャンペーンは中古PCが対象外となっているため、新品の最新ゲーミングPCの方がむしろ少ない負担で買いやすくなっています。
価格面の悩みが解消されたら、中古ゲーミングPCはおすすめではない
そもそもPCのパーツは消耗品であり、例えばSSDやHDDなどの記録媒体では、動作時間や保存回数など使用可能上限が設定されています。
しかし中古ゲーミングPCでは、このパーツはどれだけ使用されたパーツなどの表記はなく、中古表記だけ。
今後どれだけ使えるか不透明であるし、購入して半年で故障してしまうリスクも当然あるものです。
以上のことから、長期的に使うことを考えれば元々中古はおすすめではありませんでした。
しかし、それ以上に新品と中古の価格差が大きく、新品にはとても手が出ない方には中古品がおすすめだったのですが、価格面の悩みが解消されてしまった今、わざわざいつ故障するかわからない中古品をおすすめする理由がなくなったのです。
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