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GALLERIA RL5C-G50の実機レビュー

2022年6月8日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

GALLERIA RL5C-G50【ドスパラ】

OS:Windows 11 Home 64bit
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce GTX 1650 4GB
メモリ:16GB DDR4
ストレージ: 512GB NVMe SSD
ディスプレイ:15.6インチ 120Hz
重さ:約2.0kg
価格(税込):¥115,980円
分割払い(税込):¥3,300円(36回)

GALLERIA RL5C-G50のレビューをしていきます。

GALLERIA RL5C-G50は「Core i5-11400H」と「GeForce GTX 1650」を搭載した、低価格のカジュアル向けゲーミングノートPCです。

ゲーミングノートPCとしてトップクラスに安いモデルで入門用やお子様向けにもぴったりです。

ここではGALLERIA RL5C-G50にどの程度のゲーミング性能があるのかを検証していきます。

> ゲーミングPCの実機レビュー記事一覧

GALLERIA RL5C-G50の外観構造

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50の外観特徴

  • ディスプレイサイズは15.6インチ(120Hz)
  • 最薄部わずか20mmの極薄ボディ
  • 重量約2.0kgの軽量設計
  • Wi-Fi 6 AX201NGWを搭載し、高速無線通信が可能

ディスプレイは一般的な15.6インチサイズのノングレア(非光沢)です。

リフレッシュレート120Hzに対応しているので、FPSやMMOなどで滑らかな描写が可能です。

15.6インチと自宅で使用するにはやや小さく感じますが、HDMI2.1による出力機能が搭載されているので、「自宅では大型モニターに出力して疑似デスクトップとして使用」も可能です。

有線でのインターネット接続も可能ですが、超高速なWi-Fi 6 AX200を備えているため、無線接続でオンラインゲームのプレイも快適です。

軽量薄型で持ち運びもしやすく、仕事や学校での利用と高性能なゲーミングノートPCを兼ね備えたい場合に最適です。

天板・キーボード

GALLERIA RL5C-G50

本体サイズは「360(幅) × 244(奥行き) × 20.0(高さ) mm」

重さはバッテリー込みで約2.0kgです。

光学ドライブは非搭載なので、必要な場合は外付け光学ドライブ(2000円程度)を用意しておくと良いでしょう。

GALLERIA RL5C-G50

キーボードにはシングルRGB対応日本語配列が採用されており、RGB-LEDバックライトを搭載しています。

RGB-LEDライトはオンオフの切り替えが可能で、メンブレンキーボードを採用しています。

側面・入出力ポート

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50の左側面には以下のポートが搭載されています。

  • ケンジントンロック
  • USB 2.0
  • 音声出力/マイク入力ジャック

GALLERIA RL5C-G50は入力系ポートが側面に、出力ポートは背面に搭載されています。

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50の右側面には以下のポートが搭載されています。

  • SDカードリーダー
  • USB 3.1 Gen1 Type-A ×2

SDカードリーダーが標準搭載されているので、デジカメやビデオカメラで撮影したデータを取り込む際に便利です。

USBポートは左右合計3つですから、外付デバイスを接続するには十分でしょう。

背面・底面

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50の背面には以下のポートが配置されています。

  • USB Type-C x1(DP1.4対応)
  • HDMI2.1
  • 有線LANポート
  • 電源

GALLERIA RL5C-G50は主に出力系ポートを背面に配置しているので、疑似デスクトップとして使用する際にも配線が邪魔になりにくいです。

GALLERIA RL5C-G50

GALLERIA RL5C-G50の裏面は全体的に排熱口が備えられています。

ノートPCは排熱口を備える面が少なく、裏面が全体的に排熱構造になっている事が多いです。

そのため、布団の上や絨毯の上など排熱口を塞いで使用すると熱暴走に繋がります。

テーブルの上では背面が少し底上げされる形で排熱処理をするので、裏面を塞がないようにして使用しましょう。

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GALLERIA RL5C-G50のベンチマーク実測値

GALLERIA RL5C-G50を様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。

3DMark ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50の3DMark

GALLERIA RL5C-G50の3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は3,872でした。

  GPU CPU
GALLERIA RL5C-G50
(GeForce GTX 1650)
3,872 6,455
GALLERIA UL7C-R36
(GeForce RTX 3060)
7,779 8,718
GALLERIA RL5C-R35T
(GeForce RTX 3050)
5,443 6,659

NVIDIAグラボを搭載した他機種とのスコア比較です。

最もコスパが良い「GeForce RTX 3060」を搭載したモデルに比べ、グラフィックスコアは半分程度となっています。

GALLERIA RL5C-G50の3DMark

GALLERIA RL5C-G50の3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。

グラフからはGALLERIA RL5C-G50の性能は、最新のゲーミングノートPCに比べ半分程度の性能であることがわかります。

しかし普通のノートパソコンの4倍以上の性能であること、価格がとても安いことは考慮しておく必要があります。

GALLERIA RL5C-G50のスコアでは、PCゲームがプレイできるのかどうかを具体的に見ていきましょう。

VRMark ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のVRMark

GALLERIA RL5C-G50のVRMarkでのベンチマーク計測結果は5,568でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

GALLERIA RL5C-G50は5,568ですので一応VRゲームがプレイ可能ではありますが、かなりギリギリなのでゲームによって動作が重くなる可能性があります。

ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のFF14ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のFF14ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50にてFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコア(DirectX 11)です。

計測条件はフルHD(1920×1080)の仮想フルスクリーンモードで、最高品質と高品質(ノートPC)です。

最高品質でも十分なスコアが得られていますが、評価としては「とても快適」であるため、GALLERIA RL5C-G50でFF14をプレイするなら「非常に快適」の評価が得られている高品質(ノートPC)の設定の方が良いでしょう。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

GALLERIA RL5C-G50では高品質(ノートPC)であれば、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のFF15ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のFF15ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のFF15ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50における、FF15の解像度別ベンチマークスコアです。

計測条件はフルHDのボーダーレス設定において、高品質・標準品質・軽量品質の3つで行っています。

なんとか快適の評価が得られたのは軽量品質のみであるため、GALLERIA RL5C-G50では高グラフィックの最新ゲームをプレイするのはやや厳しいでしょう。

今回のベンチマークのように設定を落とすことでギリギリプレイができる程度です。

マインクラフトのような元々の動作が軽いゲームならMODを導入しても問題ないでしょう。

最新ゲームを遊びたいなら、ミドルスペック以上(GALLERIA UL7C-R36など)を選んだほうが良さそうです。

ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のDQ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたGALLERIA RL5C-G50では、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど) ベンチマーク

GALLERIA RL5C-G50のフレームレート
低品質 普通 最高品質
APEX 159 98 37
Fortnite 164.9 101.8 38.8
Valorant 286.6 184.2 81.8
PUBG 129.5 79 28.4
COD:BOCW 142.1 87.1 32

GALLERIA RL5C-G50のフレームレート平均値をFPSゲーム別にまとめた表で、すべてフルHD画質です。

適切でないフレームレートしか出ない設定は赤くマーキングしています。

トップを求めるなら120fpsが必要ですが、カジュアル向けのゲーミングノートPCなら60fps以上で十分でしょう。

またGALLERIA RL5C-G50はディスプレイが120Hzに対応なので、120fps以上は意味がありません。

以上のことからGALLERIA RL5C-G50でFPSゲームをプレイする最適な設定は「普通設定」です。

フレームレートをギリギリまで高めるなら低品質設定に下げ、画質に違和感がないか試してみるのが良いでしょう。

GALLERIA RL5C-G50のレビュー総評

GALLERIA RL5C-G50のレビュー検証結果をまとめると以下の通りです。

トップクラスに安いカジュアル向けモデル
軽量薄型で学生や社会人にもおすすめ
マインクラフトなどお子様向けにも最適
MMOやFPSゲームが快適にプレイできる
高グラフィックゲームのプレイは難しい

とにかく安くてコスパが良いモデルなので、はじめてゲーミングPCを購入する方や、お子様向けにもおすすめの1台と言えるでしょう。

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  • この記事を書いた人
なおろぐ

ナオ

ゲーミングPCやPCデバイスを扱うブログ「なおろぐ」の管理人で、PCゲーム歴15年以上の30代です。最近はマルチでのクラフトゲームを主にプレイしており、ミドルスペックのデスクトップPCを使用しています。PC関連はどうしても数値が多くなりがちなので、具体的に何がどうできるかを表現することを心がけています。

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