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GALLERIA RM5C-R36T 第11世代Core 11400F搭載の実機レビュー

2021年12月22日

(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

GALLERIA RM5C-R36T 第11世代Core 11400F搭載のレビューをしていきます。

GALLERIA RM5C-R36TはCore i5-11400FとGeForce RTX 3060 Tiを搭載した、ミドルスペックゲーミングPCです。

ここではGALLERIA RM5C-R36Tにどの程度のゲーミング性能があるのか検証していきます。

レビュー項目

  • 外観:サイズ、入出力ポート、排気口の位置など
  • スペック検証:ベンチマークソフトによる検証
  • 総評:性能、価格からコスパの良さ、おすすめ度を決定

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GALLERIA RM5C-R36Tの外観構造

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

GALLERIA RM5C-R36Tの外観・内部構造の特徴は以下の4点。

  • 本体サイズは220(幅)×440(奥行き)×425(高さ)mm
  • 入出力ポートは前面上部と背面に多数
  • 光学ドライブ(DVD)なし(カスタマイズ注文で追加可能)
  • Wi-Fi・Bluetoothは非搭載

GALLERIA RM5C-R36Tのケースサイズは「220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm」 のミドルタワーなので、デスク上に置いても圧迫感はありません。

入出力ポートは前面上部・背面に多数あるので、USBメモリなどちょっとしたものは前面に、挿しっぱなしにする機器は背面に接続すると良いでしょう。

デスクトップPCのため有線でのインターネット接続を前提としており、必要に応じて注文時のカスタマイズにてWi-Fiを増設できます。

またガレリア RM5R-G60には光学ドライブが搭載されておらず、DVDやBlu-rayを読み込むことはできません。

こちらも必要に応じてカスタマイズで追加するか、外付けデバイスを使用する必要があるでしょう。

正面・上部構造と入出力ポート

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

上面はすべて排気口になっています。

ミニタワーなのでデスク上に置いても圧迫感はありませんが、PC上にモノは置かないようにしましょう。

光学ディスクドライブは非搭載ですが、正面ロゴ上に光学ドライブ取り付け箇所があります。

カスタマイズで追加すると、この部分が光学ドライブになります。

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

前面中段には以下の入出力ポートがあります。

  • USB 3.2 Gen1 Type-A x4
  • イヤホン
  • マイク

前面上部のUSBポートは4つあるので、頻繁に抜き差しするスマホや、マウス・キーボード・ゲームパッドのレシーバーを取り付けても良いでしょう。

正面上部に入出力ポートが集約されているので、PCを床置きした場合でも座りながらの抜き差しがしやすいです。

背面構造と入出力ポート

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

GALLERIA RM5C-R36Tの背面には多数の入出力端子、排気口があります。

背面はできるだけ壁から離して設置しましょう。

ケース本体側面は両側とも排気口が設置されているので、側面も壁から離して設置する必要があります。

サイドパネルを外す際のネジは本体背面にあります。

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

GALLERIA RM5C-R36Tの背面には以下のポートが搭載されています。

  • USB 3.2 Gen2 Type-A x 1
  • USB 2.0 x 4
  • USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
  • マウス/キーボード用接続ポート
  • 有線LANケーブル接続
  • スピーカー出力

上部にはHDMIやDisplayportの接続も見えますが、GALLERIA RM5C-R36Tではグラフィックボードからモニター出力するため使いません。

ここに接続してしまい、モニターが表示されないトラブルもよくありますので注意しましょう。

外部出力は下方にあるグラフィックボードに接続する必要があります。

  • HDMI ×1
  • Displayport ×3

これらを同時に接続(DisplayportとHDMIなど)することで、マルチディスプレイで使用することもできます。

Displayportの方が出力性能が高いです。

ケース内部構造

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー

GALLERIA RM5C-R36Tのサイドパネルを外した内部構造です。

GALLERIA RM5C-R36Tはオーソドックスなタワーケースなので、左側面のサイドパネルを外せばすべてのパーツが確認できます。

ストレージの増設や光学ドライブを追加するスペースは十分ですが、カスタム時は電源容量にも注意しましょう。

GALLERIA RM5C-R36Tのベンチマーク実測値

GALLERIA RM5C-R36Tを様々なベンチマークソフトで実測値計測してみました。

  • 3DMARK:グラフィック性能計測
  • VRMARK:VR性能計測
  • PCMARK:PCの総合性能
  • FF14:FF14がどんな環境で動作できるか
  • FF15:高負荷PCゲームがどの環境で動作するか
  • DQ10:要求スペックの低いドラクエ10でどんな性能を発揮するか

更にベンチマークソフトはありませんが、スコアを踏まえFPSゲームのプレイ環境検証を行います。

3DMark ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36Tの3DMark

GALLERIA RM5C-R36Tの3DMark TimeSpyでのベンチマーク計測結果は10,372でした。

 グラフィックスコア CPUスコア 
GALLERIA RM5C-R36T
(GeForce RTX 3060 Ti)
10,3727,749
ガレリア RM5R-R36
(GeForce RTX 3060)
8,2776,940
ガレリア XA7C-R37
(GeForce RTX 3070)
 12,701 11,601
ガレリア XA7C-R38
(GeForce RTX 3080)
14,9018,880
ライトニング AT5
(GTX 1660 SUPER)
5,5213,983

他機種とのスコア比較です。

GALLERIA RM5C-R36TはGeForce RTX 3060 Tiを搭載したミドルスペックゲーミングPCなので、RTX3060とRTX3070搭載のゲーミングPCの中間程度のグラフィック性能を備えています。

GALLERIA RM5C-R36Tの3DMark

GALLERIA RM5C-R36Tの3DMarkベンチマークスコアを他スペックのゲーミングPCと比較したグラフです。

グラフからはGALLERIA RM5C-R36Tの性能は最新のハイエンドゲーミングPCの平均スコアと同等ということがわかります。

GALLERIA RM5C-R36Tで何ができるのか具体的に見ていきましょう。

VRMark ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36TのVRMark

GALLERIA RM5C-R36TのVRMarkでのベンチマーク計測結果は12,093でした。

VRMarkはVRゲームがプレイできるかどうか調査するベンチマークソフトです。

VRMarkによるVRゲームプレイ可否の判断基準は5000であり、VRMarkのスコアが5000以上ならVRゲームプレイ可能な「VR Ready」の扱いとなります。

GALLERIA RM5C-R36Tは12,093ですので、VRゲームもプレイ可能です。

ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36TのFF14ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36TにてFF14 暁月の終焉Verのベンチマークスコア(DirectX 11)は20,251で非常に快適でした。

計測条件はフルHD(1920×1080)の最高品質設定でフルスクリーンモードです。

FF14はMMORPGの中でも高いグラフィックを誇るゲームであり、FF14が快適に動作するなら他のMMORPGも快適に動作します。

GALLERIA RM5C-R36Tでは、今後のアップデートも含めFF14が快適にプレイできるでしょう。

FF14は4K解像度にも対応し、GALLERIA RM5C-R36Tでは4Kでのプレイも一応可能です。

ただしFF14を含むMMORPG・FPS・TPSなどのオンラインゲームでは画質よりフレームレートの方が重要であり、WQHDや4K画質でのプレイにそれほどメリットがないので、フルHDでのプレイをおすすめします。

ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36TのFF15ベンチマーク
フルHD
GALLERIA RM5C-R36TのFF15ベンチマーク
WQHD
GALLERIA RM5C-R36TのFF15ベンチマーク
4K

GALLERIA RM5C-R36Tにおける、FF15の解像度別ベンチマークスコアです。

計測条件はすべて高品質設定です。

GALLERIA RM5C-R36Tでは4K解像度でも「やや快適」の評価が得られたため、4Kでのプレイも一応可能です。

ただしシーンによっては重くなる可能性があるので、fpsを維持するならWQHD程度が無難かもしれません。

このスコアからは最新ゲームも快適にプレイすることができ、MODへの対応も十分可能であると言えます。

ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36TのDQ10ベンチマーク

ドラクエ10はゲーミングPCではない通常PCでもプレイできるぐらい軽いゲームです。

ここまでのベンチマーク結果で高い評価を得られたGALLERIA RM5C-R36Tでは、当然最高品質で快適にプレイができます。

混雑した町や激戦の戦闘でもしっかり動作するでしょう。

FPSゲーム(APEX・フォートナイトなど) ベンチマーク

GALLERIA RM5C-R36Tに搭載されている、GeForce RTX 3060 TiのFPSゲームタイトル別アベレージフレームレートの目安です。

Valorantのような要求スペックの低いFPSゲームでは4K画質でも200fps以上を確保できます。

しかしPUBGやAPEXなど多くの人気FPSゲームでは4K解像度での高フレームレート維持は難しいです。

FPSゲームは解像度よりフレームレートを重視した方が快適にプレイできます。

フレームレートは最低でも60fps以上を維持する必要があり、常時120fpsを超えてプレイするのが理想です。

e-sportsでは244fpsを維持できる設定がおすすめです。

GALLERIA RM5C-R36Tでは様々なFPSゲームのフルHD最高設定でも120fpsを維持することができますし、240fpsを求めるなら中程度に設定を落とすことで可能となります。

以上のことからGALLERIA RM5C-R36TでFPSゲームをプレイする場合は「120fpsを維持できるフルHDウルトラ設定」または「240fpsを維持するフルHD中設定」がおすすめです。

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー総評

GALLERIA RM5C-R36Tのレビュー検証結果をまとめると以下の通りです。

・省スペースでデスク上に置いても圧迫感がない
・MMORPGやFPSも快適にゲームでき、ほとんどの場合で困ることはない
・4KやMOD導入にも一応対応できるが、シミュレーションゲームなど超高負荷では性能が不足することがある

最新ソフトを含むPCゲームを快適にプレイしたい方、MODをある程度導入してプレイしたい方におすすめと言えます。

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ナオ

ゲーミングPC情報サイト「naolog」の管理人です。学生時代から自作ゲーミングPCを趣味にし、初めてプレイしたオンラインゲームは"ウルティマオンライン"です。MODを導入して"Cities: Skylines"や"スカイリム"、スポーツゲームなどで遊んでいます。アイコンは手持ちのゲーミングPCを利用してAIにて作成したもので、残念ながら管理人の外見とは関係ありません。

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