「寿命年数を迎えたら買い替える必要はある?」
この記事では、こんな疑問に答えます。
ゲーミングPCの寿命で調べてみると、一番見掛けるのは3年という数字です。
私もゲーミングPCを使用する中で、3年という数字が間違ってるとは言いませんが、使っているPCや、使い方によって寿命は変化します。
ここでは
- スペックと使い方から見る「ゲーミングPCの寿命」
- 寿命を迎えたゲーミングPCは買い替えるべきか
- 寿命を迎えたゲーミングPCを再び最先端に返り咲く方法
以上3点について解説します。
関連記事:ゲーミングPCの基礎知識まとめ
スペックと使い方から見る「ゲーミングPCの寿命」
はじめにゲーミングPCの寿命が3年のお話をしました。
寿命を3年で迎えるゲーミングPCには条件があり、
- ロースペックのゲーミングPC
- 常に超ハイスペックのゲーミングPCを使いたい
このどちらかに該当する場合の寿命は3年です。
ロースペックのゲーミングPCはもともとのスペックが低いので、時代の変化に合わせて新しいゲームに対応しきれなくなっていきます。
ミドルスペック以上のゲーミングPCなら、新しいゲームの要求スペックが多少上がってもカバーできますが、ロースペックのゲーミングPCではそれが厳しいという意味です。
当ブログでもトータルコストで考えればミドルスペックが一番コスパが良いと言っているのはそのためです。
ミドルスペック以上のゲーミングPCで、普通にPCゲームを遊ぶだけで良いなら5~6年は問題なく使うことができます。
ただし、最低でも年に一度はPC内部をエアーダスターで清掃するなどメンテナンスは必要ですし、かなり長時間PCを使うなど酷使する場合はHDDなどは先に寿命を迎える可能性があります。
メンテナンス、パーツ交換をしっかり行えばグラフィックボードが時代遅れになる寿命が3年ということはないでしょう。
寿命を迎えたゲーミングPCは買い替えるべきか
あなた自身が今使っているゲーミングPCで物足りない、できないことがあって困る、もう限界だと感じるならば買い替えるべきかもしれません。
ただし、ロースペックなら3年、ミドルスペック以上なら5年という世間的に言われる寿命を迎えたからといって、特に問題がないのに買い替える必要はないでしょう。
寿命を迎えたゲーミングPCを再び最先端に返り咲く方法
ゲーミングPCのグラフィック性能は大部分がグラフィックボードに依存しています。
ですから、寿命を迎えたゲーミングPCでもグラフィックボードだけ新しいモデルに交換すれば、再び最先端に返り咲かせる事は可能です。
グラフィックボードの性能は新モデルが発売される度に飛躍的に性能がアップしていますが、実はCPUの性能アップはそこまで飛躍的ではありません。
3~5年経過し、ゲーミングPCに不満が出始めた際にグラフィックボードだけを交換してもCPUは問題なく対応してくれるケースが多いです。
グラフィックボードは単品で普通に購入することができます。
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グラフィックボード交換で注意する事
- ロースペックゲーミングPCなど、元のCPU性能がかなり低いときは対応しません。
- ロースペックのゲーミングPCにハイスペックグラフィックボードを搭載するのも不可能です。
- 必要電源容量は足りるか必ず確認すること
ロースペックならロースペックのグラフィックボードに交換するしかありません。
また、グラフィックボードは新モデルが出る度に電源容量が増えています。
GTXシリーズで必要電源容量が450W程度だったのに対し、現行のRTXシリーズは700W程度必要ですから、グラフィックボードを交換しても電源が不足する可能性があります。
この場合は電源ユニットも合わせて交換する必要があるので、必ず必要電源は確認しましょう。
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まとめ:一番お得なのはグラフィックボード交換
ゲーミングPCの寿命を考えた時、ミドルスペックのゲーミングPCが一番コスパが良くお得です。
そしてミドルスペックのゲーミングPCを4~5年使用し、グラフィックボードを交換、そしてまた4~5年使用しトータル10年程度1台のゲーミングPCを使うのが一番安く済ませることができるでしょう。
私のゲーミングPCは元々GTX660が搭載されていたゲーミングPCですが、2016年にGTX1060 6GBに交換し使用しており、
来年あたりついに買い替えようかな~と考えているところです。
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